『チャールダーシュの女王』 ― 2014/07/26 20:55
今年最高の暑さです。35℃を超えたのはたぶん2回目かな? 外に出るのは危険ですから、夕方になってちょっと屋上に上がって水を撒いてきました。
アンジェラ
シャルル・ドゴール
クロチルド・スーペール(粉粧楼)
クリムゾン・グローリー
カワラナデシコ
園芸種のナデシコもしぶとく咲いています。
バーベナ
今日は散水した後、芝生にブラウンパッチ対策でバリダシンとALAを撒きました。
マダム・アルフレッド・カリエール
オレンジ・マザーズデイ
イエロー・シンプリシティ
いささか抹香臭い百日草
スペクトラ
ちょうど100年前、ドッペルライヒ(二重帝国)の二つの都市ブダペストとウィーンを舞台にしたオペレッタがあります。しかも舞台上で経過する時間が、1914年の5月(ブダペスト)から7月(ウィーン)。カールマンの『チャールダーシュの女王』。その1914年6月28日にオーストリア=ハンガリー帝国皇太子が暗殺されます。世に言う「サラエボ事件」。そして7月23日に帝国がセルビアに対して最後通牒送付、25日国交断絶、28日宣戦布告と、雪崩を打って第一次世界大戦へと突入していきます。
ブダペストで遊びほうけていたオペレッタの主人公のエトヴィンも、5月に将校として招集され、演習を終えて7月に除隊になったという設定。
「セルビアでもチャールダーシュが踊られるようにしてやるぞ」なんて、かなりきわどい台詞が飛び交いますが、不思議なことになぜか5月にブダペストにいたメンバーが2ヶ月たって全員ウィーンに集まって来ます。
第3幕のチャールダーシュ「ヤイ、ママン」はウィーン「グランドホテル」のロビーで踊られます。このホテル、10年ぐらい前までANAが経営していたみたいですが、今は売払っちゃったのかな? ウィーンのリングがオーパン・リングからケルントナー・リングと名前を変えたあたり、オペラ座から2ブロックほど東にある老舗ホテル。
メルビッシュの舞台はとにかく絢爛豪華。歌の内容は、「俺はなあ、ザギンを買い占めてやる・・・サマージャンボが当たったらな」ってな感じで、焼き鳥屋のカウンターで酔っ払たオヤジがくだまいているような話。
もう一つ。ウィーンのフォルクスオーパーの来日公演。
もう一回。メルビッシュの湖上音楽祭のビデオ。最初のと同じ舞台なんですが、いろいろ微妙な違いがあって、別テイクみたいな気がします。第三幕の冒頭からフィナーレまでどうぞ。「ヤイ、ママン」は3幕が始まってすぐです。
最近のコメント