インバル+都響 マーラー10番@東京芸術劇場2024/02/23 16:28

今日は久しぶりに都響を聞いてきました。インバルの指揮でマーラーの10番嬰ヘ長調。嬰ヘ長調というと#が6つ付く調子ですねぇ。いかにも世紀末という感じがします。あるいは断末魔のロマン派。10番はマーラーの生前には完成されず、草稿も破棄するようにと言ったとか、いや言わなかったとか、水掛け論争にになっていたような気がします。最終的にはニューヨークで余命を保っていたマーラーの未亡人アルマの了承を得て、クックの補筆による版が一般に流布されるようになったんですが、それでも演奏される機会は滅多にないそうだ。今日がその滅多にない機会に遭遇したらしい。

会場はほぼ満席。御年87のマエストロは元気いっぱい。演奏の内容についてとやかく言う資格はないんですが、マーラーのシンフォニーに共通するスキゾな性格がより徹底された音楽だったと思います。作曲の時期が、アルマの不倫から精神的に病んで、フロイトの診察を受けた時期に相当するわけで、かなりのスキゾっぷりでございます。軍楽隊の大太鼓が空気を読むことなく突如鳴り出したり、サロメのテーマの断片が各種の楽器に受け渡されて強い印象を与えたり、かと思うと9番の天国的な持続する静けさが弦楽器に現れたりします。

終演後のブラボーは凄まじかったですねぇ。最後までは見届けませんでしたが、誰かさんの誕生日にちなんで(?)一般参賀も行われたらしい。


日毎寒さが募ります2024/02/22 15:37

サントリーで反田恭平を聞いた日(2月20日)が今年の最高気温で、23.8℃まで上がりました。昨日(21日)は最高気温7.2℃、今日は7.7℃。この2日が寒さの極みかも。でも明日は最高気温が5℃とかいう予想になってるみたい。

朝からしとしと冷たい雨が降っています。雨量は24時間で6ミリ。


マーガレット


木立のバラも芽が膨らんできました。2月末までには剪定を終わらせたいところです。




ヴェルディの『ドン・カルロ』からエボリ公女のアリア「美しい宮殿の庭で」。エリーナ・ガランチャの歌。今年のウィーンのオーパンバルでのシーン。

同じく今年のオーパンバルから『ホフマン物語』のジュリエッタ幕の始まり「バルカローレ」。ガランチャと彗星のごとく現れたスペイン出身のセレナ・サエンス・モリネーロという若いソプラノの二重唱です。

オペラ座舞踏会のデビュタントのダンス。ドナウ・ワルツの一節だけ通常と逆の左回りで踊ります。何となく幼稚園のお遊戯の感じが漂っています。

2/20 反田恭平+ジャパン・ナショナル・オーケストラ@サントリー2024/02/21 16:21

昨日はあの暑さの中(最高気温23.8℃)サントリーまで反田とジャパン・ナショナル・オーケストラを聞きに行ってきました。プログラムの1曲目はラヴェルの『クープランの墓』。バロック時代に盛んに作曲された『◯◯の墓』へのオマージュですね。まず響きが透明。そして例えようのないくらい管楽器が美しい。音色もそうだし、思わず踊りだしたくなるような歌いまわしも絶妙。特にオーボエ、そしてクラリネット。

2曲目はプーランクの『オーバード』。これが凄かった。こんなにダイナミックでしかも繊細なオーバードを聞いたのは初めて。そもそも滅多に演奏される曲ではありませんが、それでも心が浮き立つような面白さでした。プーランクの指示通り、ピアノは上手端、そして管楽器・弦楽器がピアノを取り囲むように3列に座るという配置。ピアノの蓋は取り外しています。これも冒頭のラヴェルと同様、管楽器が大活躍しました。ヴィオラのソロも、チェロの哀歌も美しかった。恋のできないディアーヌ(ディアナ、アルテミス)の哀しみをちょっと大げさに、でも哀愁を帯びた切なさと、「なんちゃって」と笑い飛ばす軽妙さで表現した、その悲喜こもごもの取り合わせが絶妙でした。

後半はまず『ドン・ジョヴァンニ』序曲。ちょっと重たい。でも短い期間でしたがウィーンで習ってきたんでしょうか、モーツァルトの対位法の処理は見事でした。最後にモーツァルトのピアノ協奏曲第20番。これが何とも重ったるい演奏。まるで20世紀前半の巨匠時代を思わせるような大時代の解釈。まあ熱い演奏といえばそう言えなくもないんですが、今の時代にあのモーツァルトはねぇだろう。というわけで、あまりにもつまらないんで、睡眠と半覚醒を繰り返しながらウトウトしておりました。

カラヤン広場にはBMWが6台ほど展示されていました。スポンサーとは言え、あまり趣味の良い宣伝の仕方とは思えませんねぇ。まあ「いいわね。これ包んでちょうだい」というお金持ちのマダムの5人や10人いそうな感じもありますが…

23.5℃2024/02/20 14:05

現在の気温23.5℃。まだもう少し上がりそうですが、天気はこれから下り坂。明日は昼間でも8℃か9℃の予想です。


昨日切り花にしたパパメイアン。真冬ですが濃厚なダマスクの香りがします。


なんとなく晴れたり曇ったりの天気。


シラー・シベリカが咲きました。


黄花のクロッカス。




現場では型枠大工が忙しく働いています。



フィレンツェのメディチ家の当主ロレンツォ・デ・メディチ、生前はイル・マニフィーコと呼ばれ、フィレンツェの行政を意のままに牛耳った人物です。彼の『バッコスとアリアンナの勝利』という詩につけられた音楽。オルガンのようなパイプとフイゴを持つ楽器が特徴的ですねぇ。

霧雨2024/02/19 15:25

雨量はごく僅かですが、一日しょぼしょぼ降っています。雨量2ミリ。思ったほど気温は上がらず今のところ16.3℃。でもなんとなく蒸し暑い感じがします。




雨雲が低く垂れ込めています。


マーガレット


パパメイアン




このあと切り花にしました。


クロッカスがポツポツと咲き始めました。



ODOアンサンブルで、エジプトの子守唄。