暑い! ― 2025/07/03 15:18
最高気温は33.4℃。午前中は雲が多かったんですが昼過ぎからはピーカンです。
バラの2番花も残り少なくなりました。白いアンナプルナ、真っ赤なクリムゾン・グローリー、その奥がストロベリー・アイス。
午前中は曇り空でした。
ドゥフトヴォルケの3番花。
アプリコット・ネクター
成長が早いパパメイアン。春先に剪定した時には膝ぐらいの高さでしたが、今は見上げるような高さ。
桔梗
赤いのはマイスタージンガー。
西洋芝は青息吐息。来週あたり猛暑日が連続するようなことを言っていますが、どうなるんだろう。
楽園
ナデシコが所々で返り咲いています。
ハツユキカズラ
ちょっとヘンテコリンな曲です。テノール・ドゥルシアンとリュートで、フランチェスコ・ロニョーニ=タエッジョ(?ー1626)作曲の、パレストリーナのモテット『愛する者よ、あなたは全てにおいて美しい』に基づくディミニューション。イタリア・ルネサンスの器楽曲では、旋律線を分割して装飾する技法が高度に発達しました。ガナッシの『フォンテガーラ』といった装飾技法の解説書も残っています。本歌はパレストリーナで、ドゥルシアン(ルネサンスのファゴット)が装飾の技を聞かせてくれます。
雨が降るはずだったのに ― 2025/07/02 13:59
午前中はどんよりと曇っていたんですが、昼前からいい天気。気温も33.7℃まで上がっています。夕はちょこっとだけお湿りがあったんですが、記録には残っていませんねぇ。
トクサの鉢に咲いたナデシコ。
今日も暑い。
バラの2番花も残り少なくなってきました。
ちょっと涼しげな桔梗が早くも満開になりつつあります。
暑い夏の暑苦しい花。
これから10月の中旬まで、一夏の間に4回ぐらい満開になります。百日紅と書く所以です。
今年の冬に大苗で植えたアプリコット・ネクター。やっと2番花が咲きました。かなり奥手なのかな。ネクタルはギリシャの神々の飲み物ですが、この2番花はやけに白っぽいねぇ。
楽園の2番花。
エミリオ・ビラバのヴィオール、サラ・マリーナのヴァージナルで“The lady greensleeves”。ロンドンの印刷・出版業のギルドの1580年の記録に、“A New Northern Dittye of the Lady Greene Sleeves”という名称で登録されているそうだ。ヘンリー8世が愛人で家政婦のアン・ブーリンのために作曲したという伝説が残っています。ルネサンス時代の衣服の身頃と袖は別に仕立てられていて、毎回縫いつけるものだった。恋愛を象徴する色として緑は、気まぐれ、失恋、不実を象徴する色で、草木の移ろいやすさからの暗喩になっています。結論としては奔放な愛、あるいは娼婦を暗示する歌詞となっています。
天気はちょっと下り坂 ― 2025/07/01 13:46
練馬で35.8℃まで上がっています。北の丸では33.5℃。午後から曇ってきて、夜遅くから雨になるそうだ。
昨日庭を観察していたらなんとキノコが発生していました。雨の多い年だと6月はよくキノコが生えたんですが、大抵はホコリタケという食べられるキノコでした(別にわざわざ食べようとは思わなかったけど)。まさかこの暑い6月にキノコが出現するとは… 昨日発生していたのはキツネノカラカサないしはワタカラカサタケというやつ。食毒不明とはなっていますが、どうやら食べないほうがいいらしい。たぶん食べた人がいないんだろうな。
スペクトラの花も残りはこれだけ。
薄紫のブルー・ムーン、赤いパパメイアン、黄色のイエロー・シンプリシティ
ピンクのラ・フランス
楽園
左ストロベリー・アイス、右クリムゾン・グローリー
西洋芝はなんとか踏ん張っています。ガンバレー!
桔梗は2日ぐらいでしぼんでしまいます。
RedHerring baroque ensembleというヘンテコリンな名前のアンサンブル。寺神戸亮とか上村かおり、ギイ・ペンソンなどが名前を連ねています。曲はフランソワ・クープランのクラヴサン曲集第1巻第1オルドルの8曲目『シルヴァン』。ポルトレとかキャラクター・ピースとか呼ばれる謎の固有名詞を、いろいろ解釈する向きも多いようですが、ここではあまり深追いはしない。本音を言うとよくわからないのよぉ。
カイガラムシ ― 2025/06/30 13:36
練馬の最高気温35.1℃、北の丸で33.2℃。今日も焦げ付くような強い日差しが降り注いでいます。
バラが少なくなってきました。
こちらはちょっと残っているかな。
芝生は一応緑を保っていますが、黄色くなりかけている部分もあります。
桔梗の花も持ちが悪い。
ストロベリー・アイス
楽園
ピンクのラ・フランスと赤いパパメイアン。パパメイアンはこの時期強い日差しのせいか、花びらが焦げたように黒くなってしまいます。
イエロー・シンプリシティ
ところでこんなような白いポツポツが。カイガラムシです。
カイガラムシはマシン油(ミシン油)に浸したワイヤブラシで擦って落とすのが基本ですが、真夏にその作業は気が遠くなりそう。とりあえずこの後カイガラムシスプレーとい薬剤を撒いておきました。
1597年に出版されたダウランドのリュート歌曲集第1巻の第5曲。『あのこは僕の苦しみをどう言い訳できるのか』。エリザベス1世の恋人と言われた、エセックス伯ロバート・デヴァルーの作詞だとも言われています。ダフィット・ベルグミュラーのリュートとヴィヴィッド・コンソートの面々の演奏。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ出身のリュート奏者エディン・カラマーゾフとスティングの共演で同じ『あのこは僕の苦しみをどう言い訳できるのか』。
暑い ― 2025/06/29 14:00
口を開けば暑いの繰り返し。いい加減うんざりです。夏の一番暑い時期には雑草がはびこるんですよねぇ。暑い中今日は1時間ほど草をむしってきました。
そこそこ見応えがあったバラの2番花ですが、そろそろおしまいです。
黄色いイエロー・シンプリシティ、薄紫のブルー・ムーン、赤いパパメイアン
パパメイアンとピンクのラ・フランス
ヴィオリーナ
楽園
ストロベリー・アイス
マイスタージンガーと桔梗
パレードの返り咲き。
ブルー・ムーン
シャルル・ド・ゴール。
おそらく世界最古のオルガン曲集だと思われるブクスハイム・オルガン曲集。15世紀の後半に成立した鍵盤楽器の曲集で、バイエルンのブクスハイム修道院に伝わっています。当時の可愛らしい世俗音楽やらダンスミュージックが大半を占めています。そんな中で、フランス語のシャンソン『あなたの記憶が私を殺す』を、リコーダー・アンサンブルに編曲した演奏。当時のオルガンを彷彿とさせるような音色です。
オルガンで弾いた音色。『甘い歌声のナイチンゲール』という曲ですが、実際に水笛が15世紀のオルガンに装備されていたかどうかはわかりませんねぇ。ここで弾いているのは17世紀のオルガンらしい。
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