西洋芝とバラの屋上

昨日よりは晴れ間も多くて、最高気温は29.9℃。湿度も50-60％で、たまらない蒸し暑さ。こんなに暑いのに出先で昼飯にカレーを食っちまった。インド人3人でやっているみたいだったけど、かなりいい味出してるなって思って後で調べたら、食べログで結構な高得点を出している店でした。通りがかりにちょっとラッキー。

天気はいいんですが、薄衣を一枚広げたような空。

サルスベリはこれで終わりです。

少しずつ秋のバラが開いています。

クロティルド・スーペール（粉粧楼）

アンジェラ

アリスター・ステラ・グレイ

正面のタワーもちょっと霞んでいます。湿気が強いのかな。

今日の客人、まずはツマグロヒョウモン

セセリチョウ。多分イチモンジセセリ

小さい体に、ぱっちりお目々がチャーミング。

マダム・アルフレッド・カリエール

サハラ

スペクトラ

マツムシソウ

黄色いミニバラ

ストケシア

プロムス・ラストナイトのルーティーンの続き。実は『威風堂々』の前にもきちんと踏むべき手順があります。銅像でお馴染みのヘンリー・ウッドさんが編集した『イギリスの海の歌に寄せる幻想曲』というのから、通常何曲か演奏されます。まず『水兵のホーンパイプ』。ホーンパイプはダンス曲です。曲が進むにつれて、無窮動風にどんどんテンポが速くなります。これは必ず1回アンコールします。

*　Sailor's Hornpipe - Last Night Of The Proms 2017

続いてヘンデルのオラトリオ『マカベウスのユダ』から「見よ、勇者は還りぬ」。日本では高校野球の表彰式の音楽になって、ものすごくゆっくりと演奏されますが、元々はミーハーなイスラエルの娘たちが、「ワー、ユダ様が帰ってきたわよ〜」って感じで、タンバリンを叩いて踊りながら歌う、軽快な曲です。

*　See, the Conqu'ring Hero Comes

その次は、『ルール・ブリタニア』。これも第二のイギリス国歌と言ってもいい人気ナンバー。

ブリタニアは擬人化された女神で、「ブリトンの民（イギリス人）よ、七つの海を支配せよ」と歌い上げます。前半の4行がメリスマを駆使した技巧的なソロ、ルフランは大合唱になります。全部で6節あります。