西洋芝とバラの屋上

本日の最高気温31℃。バラの花が増えてきましたが、残念ながら明日から雨が続いて最高気温も20℃以下になるんだそうだ。

アンジェラ

アンナプルナ

フレグラント・アプリコット

昼過ぎまでドピーカンでした。

マリーゴールドが満開です。

ラ・フランス

クリムゾン・グローリー

ムーン・シャドウ

ドゥフトゴルト

ブルー・ムーン

ガロップ（ギャロップ）はフランスに伝わって一層洗練されました。オッフェンバックのオペレッタ『天国と地獄（地獄のオルフェ）』のラストで踊られるのが、いわゆる「地獄のガロップ」。今の季節、運動会の定番BGMです。ミンコフスキ指揮のリヨンオペラ。最初に素頓狂な声で歌い出すのはユーリディス（エウリディーチェ）のナタリー・ドゥセ。

*　Orphée aux enfers - Final - Natalie Dessay

そしてアンコール。フレンチ・カンカンです。

*　Galop infernal (CanCan) - Orphée aux enfers- Offenbach

ん？　なんだかニューハーフ・ショーみたいですねぇ。

お口直しにモネ座のプロダクション。さすがにモネ座。豪華な舞台です。正面奥、天国発地獄行きのSLが地獄の底に突き刺さっています。ちょっと薄暗いですが、30秒あたりに下手から現れるムクムクの犬は、地獄の番犬ケルベロス。ヴァイオリンを持っているのがオルフェのアレクサンドル・バデア。芸達者なテノールでヴァイオリンを弾きながら歌います。日本でも人気があって、今月末には池袋で『トスカ』のカヴァラドッシを歌うみたい。

フランスでガロップはカンカン踊りの定番。フリフリのスカートをまくり上げてお尻を見せるダンスです。スプリット（前後開脚）では手をついてはいけません。

*　Offenbach: Orphée aux Enfers (Théâtre de la Monnaie Brussels 1997)

おまけにジュネーブ大劇場の公演から、レハールの『メリー・ウィドウ』。結婚して1週間で大金持ちの旦那が死んじゃって、未亡人はウハウハという話ですが、これも最後にフレンチ・カンカンがあります。アンコールはバレエ・ダンサーがずらっと並んで一層華やかです。

*　"The Merry Widow" - Finale & Can Can