乾杯の歌 榮倉奈々 ― 2015/04/05 20:03
最近気になっているコマーシャル。
この女の子、山口百恵の婿で大根役者のオッサンとか、山口智子とか、山口さんとCMに出ることが多いみたいです。レモン風味のビールってフランスでパナシェ(Panaché)って呼ばれるものと違うのかな? フランスのビール・カクテルは甘くはないから別物かな? でも甘いビールが「ドイツで大人気」なわけは絶対にないと思うんだが。
問題はこの背後に流れている曲。日本では大昔から「盃を持て、さあ卓を叩け・・・」とう歌詞で親しまれてきた曲です。見たことはないですが、wikiによると紅白歌合戦のオープニングに流れるんだとか。「卓を叩け」っていうのはいかにも明治時代の学生がイメージするドイツって感じですが、いくら探してもこれをドイツ語で歌っているのが見つからない。
普通ドイツで乾杯の歌というとこれです。
このビデオに映っているジョッキのことを「シュタイン(Stein)」と呼ぶ地方もあります。英語だとストーン(石)ですね。上のビデオが撮影されたようなビアホールでは入り口の近くに下駄箱のような棚があって、常連は金属の蓋がついたマイ・ジョッキをキープしていたりします。日本ではメーカーの意向で泡のつぎ方がやけに詳しく決められていたりしますが、ドイツではビールは泡ではなく液体部分を厳密に計って売ります。ジョッキには「1L」というような目盛りがついていて、そこまで液体部分が注がれていないと法律に違反することになります。日本で中ジョッキ、大ジョッキと言っても大きさはまるで不明なのとは大違い。日本酒に至っては一合の徳利が、上げ底、総絞りで六勺ぐらいしか入っていないなんてことがまかり通っている、酒に関してはやけにおおらかな国ですねぇ。
もう一つドイツの酒の歌。ビールの本場チェコの歌で淡い恋心を歌った「赤い唇のロザムンデちゃん」、アメリカに渡って「ビア樽ポルカ」となり、ドイツに凱旋した曲。歌っているのはドイツの三波春夫ことハイノ。
陶器のジョッキのことをシュタインと呼ぶこともあるんですが、この乾杯の歌を英語ではMaine Stein Song(メイン・スタイン・ソング)と言います。
作曲者とされるFenstadという人物も実はアメリカ人。というわけで、この曲はドイツの乾杯の歌というよりはアメリカの酒の歌っていう趣です。メイン州立大学の学生歌なんだとか。↓こんなビデオが腐るほどネット上にアップされています。
オペラから乾杯の歌をいくつか。まず、『椿姫』から。ガーディナーがフェニーチェ座で振ったりしているんですねぇ。正月コンサートです。
メトの『こうもり』。年末公演のゲネプロから第2幕の「シャンパーニュ」。ひょっとして英語で歌ってる?
カロライナ・ジャスミン
地植えじゃなくて鉢に植えてパーゴラに絡ませています。
去年水やりを忘れて干からびさせちゃったんで、今年は罪滅ぼしに肥料なんかもやっちゃったりしています。
クロかあちゃん
タイツリソウ(ケマンソウ)、一本の竿にたくさん鯛がかかっています。
スミレとヴェロニカ
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