カンブルラン指揮の読響 バルトーク「管弦楽のための協奏曲」他 東京芸術劇場2015/04/04 22:39

今日は池袋の芸術劇場で読響を聞いてきました。指揮はカンブルラン。この人ホントによく振っています。別に定期会員というわけじゃないけど年に4〜5回聞いているかな。先月のジェラール・コルステンとエヴァ・メイの演奏会が散々のできだったんで、今日はちょっと心配していたんですが、全くの杞憂。読響の音が戻ってきました。前半はまず、グルックの『オルフェオとエウリディーチェ』から「序曲」、「精霊の踊り」、「復讐の女神たちの踊り」。ハイドンとかモーツァルトとかぶる時代の人だけど、グルックってやっぱり一段才能が落ちるねぇ。サリエリとどっこいどっこいかな。この時代グレトリーとか、面白い曲を書いている人はいるんだけど、後世には残らなかったねぇ。続いてハイドン『驚愕』。きびきびとしたテンポ。透明な弦。伸びやかな歌。心地よい響きでした。

後半はバルトークの大曲「オケコン」。全く濁らない透明な響き。バルトークの頭の中で響いていた音なんじゃないだろうか。管の各セクションも思う存分名人芸を発揮して、すばらしい演奏になりました。弦の純粋な響きもすばらしかった。5楽章だったかな、作曲者が弦の各バートにかなり細かく指示を出している部分の意味が、手に取るようによくわかる明晰な響きがしていました。


今日は午前中わずかに雨が降ったりして、変な天気でした。



ヴェロニカとタイツリソウ(ケマンソウ)

芝生は多少緑になってきました。





マーガレット

ノースポール

787

タイツリソウ(ケマンソウ)


原種のチューリップ。もう何年も植えっぱなしにしています。いつの間にか咲いて、いつの間にか終わっている花。


ヴェロニカが満開です。



スミレ


こぼれ種から芽吹いたスミレ、いわゆるviola bastardaなんちゃって・・・