ごろんちょ クロかあちゃん2015/02/01 11:00

今日も気温はそこそこ。でも相変わらず風が強くて、体で感じる気温はかなり寒い。

パーゴラのつるバラ。花も葉っぱもなくなって、寒々としています。




真冬のヒコーキ

これは最近よくうちの上空を飛んでいくエアチャイナ


古い写真。2011年1月です。大震災が起きた年ですねぇ。

ごろんちょ




「ふう、チョー気持ちイイー!」






マリインスキー劇場の『スパルタクス』。スパルタクスとフリーギアのアダージョ。

フリーギアの嘆き。

レインボー2015/02/05 22:43

とあるバーにて・・・









大雪2015/02/06 12:08

昨日は朝からマスコミがこぞって「大雪」を喧伝しておりましたが、結局ほとんど雪は降らず。まあ大げさだねぇ。で、今朝の様子。

朝のうちちょっと霜が降りていましたが、10時頃までには溶けてしましました。


レディ・ヒリンドン

クロッカスのつぼみ。明日あたり開きそうです。今年はクロッカスの咲き始めが遅いです。

マーガレットが咲き始めました。

オレンジ・マザーズデイ



一応8ミリぐらいは雨が降ったんで、土がしっとり湿っています。


ナデシコ



カワラナデシコ


スミレ

シルクジャスミン、柑橘系の実がなっています。

にゃんかっぷ







久しぶりのボリショイ・バレエの『スパルタクス』。第3幕からザハロワのエギナとラントラトフのクラッスス。

新国立劇場 J.シュトラウス:『こうもり』2015/02/07 13:51

昨日(2月6日)は二国で『こうもり』を見てきました。舞台写真はここ。 スタッフ&キャストなどはこちら

現行のツェドニク演出になって4回目の上演。細部を少しずつ手直ししながら、ずいぶんこなれてきたように思います。第2幕の前半あたりまでちょっとぎこちない演技が目立ちましたが、3幕になって笑いの渦に包まれました。フロッシュのボリス・エダーの達者な演技と滑舌の功が大きかった。楽しいメロディーが次から次へと立ち現れては消えていく舞台ですが、歌手はどうだったかなぁ。前回と同じアイゼンシュタインを歌ったエレートは、姿形も声も立派。燕尾服がよく似合う。これはファルケのザンダーも同様。立ち姿が美しいね。ロザリンデのラインブレヒトはまあまあかな。アデーレのオローリンはずいぶん喝采を浴びていたのが不思議。メリスマが決まらず、コロラトゥーラの楽しさ半減。とってつけたような粘り気がどうも気持ち悪かったなぁ。もうちょっとおきゃんな娘って役どころだと思うんだが。フランク、オルロフスキーはまあ舞台上では無難な歌唱と演技。アルフレード、見かけはともかく、主に演出の功績が大きいと思いますがテノール馬鹿の本領を発揮して、なかなか楽しく聞かせてくれました。

アリアばかりでなく随所でアンサンブルが必要な舞台ですが、どうもアインザッツが決まらないのはなぜだったんだろう。特に第1幕では歌い出しのずれが気になったなぁ。指揮者のサインというよりは、歌手同士のノリと呼吸がまるで合ってない感じでした。

第2幕の舞踏のシーン、バレエもなかなかよかったです。でも真ん中の円形舞台にいた合唱団、まるで木偶の坊だねぇ。もうちょっと楽しく踊れないもんだろうか。舞台奥を左右にギャロップしていた歌手たちの方が、下手くそだけどまだ楽しそうでした。指揮者とオケはまあ、あんなものかな。特別メリハリがあるとか、あるいは馥郁たるウィーン情緒を纏綿と歌い上げるとか、そんなところは全然なくて、安全運転でさらっと歌手の伴奏をやっているといった様子。まあこの作品はそんな音楽でいいのかもしれません。




今朝はドピーカン

ちょっと緑になりかけた芝生は、このところの寒さで縮こまっています。




花壇は春の気配が感じられます。


クロッカスがやっと咲きました。例年より1週間か10日ぐらい遅いです。12月が猛烈に寒かったのが影響しているんでしょう。


マーガレットも咲き始めました。

クリムゾン・グローリー


ストロベリー・アイス

オールド・ブラッシュ(夏の名残のバラ=庭の千草)


影の薄いバラ(ムーン・シャドウ)

イエロー・シンプリシティ


早春賦2015/02/08 17:27

2月4日が立春でした。冬至から夏至までの4分の1が過ぎたことになります。日は少しだけ長くなったような気もしますが、まだまだ寒い。おまけに今日は雨がしとしと降っています。写真は撮り置きのもの。

確かに日は長くなっています。

でも「小諸なる古城のほとり・・・」で始まる藤村の『千曲川旅情の歌』の二番、「あたゝかき光はあれど、野に満つる香を知らず・・・」ってフレーズが思い出されます。


アンナプルナ

楽園

ストロベリー・アイス

アリスター・ステラ・グレイ

プランセス・ド・モナコ

イエロー・シンプリシティ

ノースポール

スミレ



今日は雨が降っているんで、クロかあちゃんは3階のバルコニーで前伸び。

後ろ伸び。爪が伸びています。




早春賦

春は名のみの風の寒さや。
谷の鶯(うぐいす) 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず。
時にあらずと 声も立てず。

氷解(と)け去り葦(あし)は角(つの)ぐむ。
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空。
今日もきのうも 雪の空。

春と聞かねば知らでありしを。
聞けば急かるる 胸の思(おもい)を
いかにせよとの この頃か。
いかにせよとの この頃か。

作詞は吉丸一昌と言う人。旧制の第五高等学校(熊本)で夏目漱石に師事。東京で中学校の教師をやっていた頃には、芥川龍之介を教えたという世代。尋常小学校唱歌の編纂に際して重要な役職にあった人物。後に東京音楽学校(芸大)教授。

作曲は中田章。東京音楽学校教授。もちろん『夏の思い出』の中田喜直のおとっつぁん。

早春賦との類似性についてよく語られるのがモーツァルトの『春への憧れ』。

それからピアノ・コンチェルト第27番の第3楽章。