火の鳥2013/01/29 21:57

最低気温こそ-1.3℃でしたが、昼間は11℃ぐらいまで上がって春を思わせる陽気。

今日もANAとエアチャイナが並んで飛んでいきました。バラを撮っていたらすぐ頭の上に飛んできたんで、そのままマクロレンズで望遠撮影。


ザ・マッカートニー・ローズ




隣のレディ・ヒリンドンもまだまだ花があります。







夏だと1日で開いて、翌日には散り始めるんですが、さすがにこの時期になると1つの花が半月以上楽しめます。



ストラヴィンスキーのバレエ音楽って、少なくとも日本では滅多に踊られることがなくて、オーケストラの演奏会で聞くばかりなんですが、最近バレエ・リュスの創立100周年とかなんとかで、世界的には復活蘇演(?)が行われるようになってきました。確かパリのオペラ(ガルニエ)でも数年前に三大バレエの上演があったような気がします。そういうのを見ていて思うのは、ストラヴィンスキーの音楽が舞台上の踊りとぴったり寄り添うように作られているってこと。もちろの音楽を先に書いて、後から振り付けていったわけですが、作曲家が常に立ち会っているんで、細部に至るまで実に細やかに踊りと音楽が一体化しています。ペトルーシュカのグロテスクな音楽も、火の鳥の激しいリズムも、 音の一つ一つにまで意味が込められていたというのがよくわかります。フォーキンのオリジナルの振り付けで火の鳥。まずマリインスキー・バレエの抜粋ビデオ。魔王と王子のシーン。

ロイヤルバレエの火の鳥。王子に捕まった火の鳥が自分の羽根を一本抜いて自由にしてもらうシーン。

アナニアシヴィリがタイトルロールを踊っているボリショイ・バレエの全曲ビデオ。舞台上演というよりは、ちょっと映画っぽい作りです。火の鳥が羽を抜くシーンは12分35秒あたりから。魔王に捕まって絶体絶命の王子が、羽を取り出して火の鳥を呼び出すシーンは29分20秒あたりから。王子が魔王の卵を叩きつけて割るシーンは38分15秒あたりから。