読響 @東京芸術劇場 チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲、交響曲第5番 ― 2017/02/04 22:11
今日(2月4日)は池袋で読響を聞いてきました。指揮はカンブルラン。メインディッシュのチャイコフスキーの5番は、オケの各声部をよく磨き込んでどこまでもクリアーなサウンド。しかも金管がド迫力でした。ブラスがこれだけ鳴らしたら弦もただじゃ済まない。その狭間で木管がやや埋もれがちだったでしょうか。でも冒頭のクラリネットのソロは哀愁を帯びて素敵だったですよ。第2楽章冒頭のホルンもすばらしい演奏でした。カンブルランはやや遅めのテンポで音楽を進めながらも、かなり細部をいじっていたんですが、それがわざとらしくない。聞き手の共感を得られる音楽をやっていたと思います。
前半はシモーネ・ラムスマっていうオランダの女流がヴァイオリンを弾いていました。メインはリサイタルらしくて、コンチェルトはあんまりさらっていなかったみたいですね。音楽性の問題もあるみたいで、延々とレガートで続く音の羅列が鬱陶しくなってきます。もうちょっとフレーズとか、アクセントとか、何とか工夫できない物か。高音が決まらなくてズリ上げたり、スケールの音をモヤモヤッとごまかしたり、そういうのを感じてオケも腫れ物に触るような伴奏で、ちょっとねぇ、ああいうのはよくないよ。ただしアンコールのイザイはよかった。これは相当弾き込んでいるみたいでした。
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今日はポカポカ春の陽気。池袋の気温は14℃まで上がりました。
今年はちょっと遅かったんですが、クロッカスが一輪咲きました。
アリッサム
本日もドピーカン
ドゥフトゴルトは開ききってちょっと花の形が崩れてきました。
ザ・マッカートニー・ローズ
まだ蕾が一つ残っているんですが、果たして開くか?
レディ・ヒリンドン
ナデシコ。蕾がたくさん出ているし、なんだかこのまま春になりそうです。
ノースポール
インカ
オールド・ブラッシュ、別名「夏の名残のバラ(the last rose of summer)」。日本では「庭の千草」。
まだまだ花盛りです。
ヒコーキ
また貨物機が雲を引いて飛んでいきました。
スミレ
イエロー・シンプリシティはまだいくつか蕾が残っています。
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