ミンネゼンガー、ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ ― 2013/10/20 21:09
今日は一日中雨がしとしと降っていました。合計で60ミリぐらいは降ったようです。今日は写真がないので、先週の台風の雨が降り始めた時に撮った写真。10月15日の昼間です。
アンナプルナ
クリムゾン・グローリー
今年の新顔、ドゥフトゴルト
黄色で香りが強いバラです。
ドゥフトヴォルケ。これもタンタウのバラで、香水にも使われた香りの花です。
色はちょっとわかりにくいかもしれませんが、神社の鳥居みたいに、思いっきりデーハーな朱色。
芝生が生えそろってきたので、雨が降るとしっとりと落ち着いた雰囲気になります。
ラ・フランス
ムーン・シャドウ
ホワイト・クリスマス
今年の新人パレード
楽園
ジャウフレ・リュデルに遅れることほぼ50年。ドイツにも吟遊詩人が現れます。ミンネゼンガーと呼ばれている連中。その中でも抒情詩を歌わせたらNo,1と
言われたのがヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデ。ワーグナーの『タンホイザー』にも登場する詩人です。
十字軍遠征の熱狂に包まれた時代。ヴァルターは遠征には参加しなかったんですが、聖地に
対する熱烈な憧れを歌うとともに、信仰の自由も主張していたらしく、ローマ教皇をぼろくそに非難したりということもあったらしい。この曲の中でも、神を崇拝するという点において、「キリスト教徒も、ユダヤ人も、異教徒(サラセン人)も一緒だ」なんて歌っています。まだ見ぬパレスチナを理想郷のように祭り上げているということで、ジャウフレ・リュデルの「遠くからの恋」という概念
が色濃く投影されているという見解もあります。
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