オノマトペ、ジャヌカンの『狩りの歌』2013/10/01 20:58

台風が来ているみたい。先週の台風と同じで関東の沖をかすめて行くみたいです。雨は弱くて、記録的には数ミリですが、芝生がしっとりと湿って最高のコンディションです。

写真は数日前のもの。




さすがにバーベナもそろそろ終わりかな。




ナデシコはいつまで咲き続けるんだろう。花がどんどん上がってきます。 それに8月から9月に種をまくっていうから、ひょっとして多年草? 


でもやっぱり、ナデシコは秋の七草でしたねぇ。



マツバボタンはそろそろおしまい。


サルスベリもこれが今年最後の花。

スペクトラ


イエロー・シンプリシティ




今日もジャヌカンのシャンソン。『狩りの歌』は殿様御一行が犬を使って大鹿を狩るお話。午前中はなかなか獲物に出会えませんが、昼を過ぎた頃、鹿が草を食べた後を見つけ足跡を 辿っていくと、獲物に出くわします。すかさず犬をけしかけると、犬と鹿との激しいバトルが始まります。とどめはやっぱり殿様の登場。

ジャヌカンの『女達のおしゃべり』2013/10/02 22:40

台風が関東の東海上を通過。今日は昼過ぎまで降っていました。合計で20ミリぐらいかな? 回復中の芝生にとってはいいお湿りです。

先週の土曜日の写真。


チャイナ・ドール

秋めいてきて、マリーゴールドがよく咲いています。


これでたぶん一株。マリーゴールドは巨大になります。


スペクトラ

この時点で種を蒔いてから10日目ぐらい。かなり生えそろってきました。ケンタッキー・ブルーグラスは地下茎で伸びるので、びっしり密生させる必要はありません。



周りの芝生がかなり伸びているので、芝刈り。

禿げていたところがうっすらと緑になってきたように見えますよね???









今日はオノマトペというよりは、純粋な早口言葉。「暇をもてあましていたある日のこと、ご婦人方が集まっていたので近づいて行き、こっそり身を隠しました」と始まる楽しいシャンソン。後はもう、何と言ったらいいのやら、機関銃のようなご婦人方の猛烈なおしゃべりの声。

モーツァルトのトリペル・コンツェルト K.2422013/10/03 21:25

また暑くなって夏日。28℃近くまで上がったみたいです。



芝生の新芽






秋のバラがもう少しで咲き始めます。


秋の空

雲が集まっているのは環七、環八上空かも。空気は汚いですね。




リファレンスに面白い映像を見つけたんで、何の脈絡もなくモーツァルトのトリペル・コンツェルト。シフとショルティはハンガリー 生まれ。ショルティとバレンボイムはユダヤ・コネクション。(投稿者の説明にアルバートホールとありますが、これはどう見てもフェスティヴァルホールですね)

読響 スクロヴァチェフスキ指揮 ベルント・グレムザー(p)2013/10/05 22:41

昨日(10月4日)は久々に読響を聞いてきました。

東京芸術劇場presents
「世界のマエストロシリーズvol.1」

という演奏会。金曜日の午後3時開演。一体お客さんは来るのかな、なんて思いながらブラブラ出かけてみたら半分まではいかないけど、そこそこ入ってるんですよねぇ。平日3時の音楽会にやって来る人って・・・もちろん、二国の平日マチネは老人ばっかりですが、この日はそうでもない。普通の音楽好きな人たちが集っていたみたいです。

曲目は前半がショパンのピアノコンチェルト。後半がショスタコの5番。いわゆる名曲演奏会ですね。スクロヴァチェフスキという指揮者は90歳なんだとか。養老院を抜け出してきたかのように、びっこひいた小柄な老人。晩年になって再びN響を振っていた、ローゼンシュトックを思い出しました。スクロヴァチェフスキという人も出身が同じポーランド。アメリカで活動しているという点でも似通った経歴の指揮者です。

ショパンのピアノはベルント・グレムザーというドイツのピアニスト。一度も名前を聞いたことがない人でしたが、これがまあとんでもなくすごいピアノ弾き。スクロヴァチェフスキの指揮は所々ちょこっと感情の赴くままに、思わせぶりなテンポの変化があったりしますが、基本的には奇をてらわず丹念に音を紡ぎ出す、いわばオーソドックスなスタイル。グレムザーというピアノ弾きもとんでもなくオーソドックスな演奏スタイル。50歳ぐらいですが音大の先生を長年やっているみたいですね。

ひとしきりオケの提示部の歌が済んでピアノが入ってきます。まずびっくりするほど音がきれい。高音がスコーンと抜けるとか、粒立ちがキラキラしているとか、そういう月並みなオノマトペでは表現できない音色の美しさ。しかも高音だけじゃない。第2楽章の中音域で切々と歌うノクターンも、第3楽章コーダの音の洪水も、すべて音が美しくて澄んでいる。軽いソットヴォーチェから、フォルテッシモまでダイナミックレンジもものすごく広くて、とにかく圧倒されました。

40分ほどの曲の中で、一度もピアノがオケの音の中に埋没することがない。ピアノがあまりにもうますぎて、時に「爺さんの指揮がちょっと平板かなぁ、爺さんもうちょっと突っ込む所あるだろう」なんて思いながら聞いていました。これだけのショパンのコンチェルトは近年まれに聴く演奏でした。ポリーニの全盛期にロンドンで聞いた演奏を凌ぐできだったかなぁ(と、うちの妻が申しております)。

とにかくものすごいテクニシャンで、どんな難所でも余裕を持って弾いていますから、聞く方も本当に音楽そのものに集中できました。アンコールはお得意だという、ラフマニノフの前奏曲。

というわけで、ショパンのコンチェルトを聴いて、もう後半はいいかなんて思っていたところ、休憩をかなりはしょって後半が始まっちゃったんで付き合うことに。ショスタコもなかなかよかったですよ。スクロヴァチェフスキという指揮者は、音楽の細部までよく突き詰めて、オケをきれいに鳴らすとともに、見通しのいいクリアな音楽を聞かせてくれました。読響も指揮者の要求によく応えて、一片の曖昧さもない透明な音を出していました。それに加えて、オーケストラも50年の年輪を刻んで伝統の重みを加えたんでしょうねぇ。繊細な響きから重厚なトゥッティまで、余裕を持った鳴り方をしていました。第4楽章のコーダは、バーンスタインがやったイン・テンポの演奏ではなくて、ソ連・ロシアの指揮者が好んでやる半分の速度の重厚な演奏。よく鳴っていました。

30年ぐらい前だったら、全員が汗を滴らせながら目一杯弾いて、ものすごい熱演になったりということがありましたけど、今は熱演じゃなくてごく当たり前に名演ができるようになってきたんですね。

オケの演奏会に出かけたのも久々でしたが、それがすばらしい演奏で、本当に得した気分。


クレマン・ジャヌカンの『パリの物売りの声』2013/10/06 22:20

今日は久々に蒸し暑くなりました。明日からはまた夏日が復活するんだそうだ。10月だっていうのに嫌になりますねぇ。この数日雨が降って屋上の草花は生き生きしています。

夕方ちょっと晴れ間が見えました。


西日を浴びるスペクトラ。


昨日あたりからやっとキンモクセイが香り始めました。



サハラ

チャイナ・ドール


いつも形がきれいなインカ。


ホワイト・クリスマス


イエロー・シンプリシティ





今日はジャヌカンのシャンソン『パリの物売りの声』 。16世紀の大都会の喧噪です。