フォーレのレクイエム ― 2013/01/06 17:40
今朝の最低気温-4℃。ブルブルブル。昼間は10℃ぐらいまで上がって、いい陽気でした。
正月に出かけた人も、今日あたりは帰って来る頃かな?
寒空の中ザ・マッカートニー・ローズはよく開きます。ひょっとしたら今シーズン一番の見頃かもしれない・・・それほどでもないか。
オレンジ・マザーズデイもよく咲きましたが、そろそろおしまい。
パーゴラの左側のバラは処分しましたが、右半分のサハラとスペクトラは年末年始にかけて葉っぱをむしりました。
葉っぱのない枝先にスペクトラの花が。
イエロー・シンプリシティ
フォーレのレクイエムから『ピエ・イェズ』。フォーレ自身の言葉によれば、特別の儀式のための作品じゃなくて、あえて言えば「楽しみのため」に書いたレクイエム。その中でもソプラノのソロがオケとオルガンの響きの上でたゆたうような一曲。ルチア・ポップの独唱。
『ばらの騎士』、ルチア・ポップのゾフィー ― 2013/01/07 22:42
今日は最低気温もプラスに戻り、最高気温は7℃越え。ちょっと暖かな一日でした。
アリスター・ステラ・グレイですが、紅葉が鮮やかです。
芝生がちょっと黄色っぽいのは、年末に枯れ木を抜くためかなり踏みしめたせいもあるし、やっぱり今年の寒さがかなり応えているのかもしれません。
けなげに咲くミニバラ。
ザ・マッカートニー・ローズはまだまだ咲く気満々。
オレンジ・マザーズデイ
ぽつんと咲いているのは手前がサハラ、奥がスペクトラ。
北側花壇。ここをどうしたものか?
スペクトラ。どうやらつぼみも開きそうです。
昨日に続いてルチア・ポップ。今日は『ばらの騎士』のゾフィー。オクタヴィアンはブリギッテ・ファスベンダー。カルロス・クライバー指揮でミュンヘンオペラの映像です。第二幕、銀のバラ贈呈のシーン。
読響 R. シュトラウス『アルプス交響曲』 ― 2013/01/09 15:05
昨日(1月8日)は池袋の芸術劇場で読響を聞いてきました。指揮は大野和士でR. シュトラウスの大作アルプス交響曲。読響というと、確か去年の10月頃にロジェストヴェンスキーでチャイコフスキーを聞いたんですが、その時はなかなかよく鳴っていて気持ちいい音楽をやっていたように思います。
アルプス交響曲はオルガンを使うし、オルガンのバルコニーにラッパが十数人陣取るわけで、ステージ上の反響板は上げたまま。ステージも客席側にちょっと広げていたみたい。このホールのステージはかなり広いんですが、それでもオケのメンバーやらエキストラやら含めて、床が見えないくらいのすし詰め状態。ベースは8本だったけど、第一ヴァイオリンは作曲者の指定通りに18人いたのかな?
管は4管編成プラス、ホルン多数、チューバ2本、ティンパニ2名・・・
よく乗っかったなぁって感じでしたが、響いてくる音はよくコントロールされていて、耳に心地よく響きます。反響板が上がっているお陰でしょうか、音が飽和状態にならず、ほどよい響きになっていました。リハーサルが3日だったそうですが、大野和士の指揮は豪放磊落に鳴らすだけじゃなくて、細部まで丹念に彫琢された繊細な音楽をも追求していたようです。特に管楽器の音色のバランスなど、絶妙なさじ加減を聞かせてくれた瞬間もありました。ただし残念なことに、それが全体を通して完全に表現できたかというと話はまた別。それでも何とか無事に全員下山できたみたい。
大野と読響は22年ぶりの共演だそうですが、大野のオケのコントロールは大したもんだなあとつくづく感心しました。ちょうど2年前、二国で年末から年始にかけて年またぎで『トリスタンとイゾルデ』を振りましたが、あの繊細かつダイナミックな名演をちょっと思い出しました。彼はこれからどうなっていくのかな?
なおこの日前半は、小山実稚恵のピアノでラフマニノフの3番コンチェルトが演奏されました。
パティ・ペイジ ― 2013/01/10 22:48
このところいい天気が続きますが、今日はちょっと風が強かった。
風は強いんですが、天気はドピーカン。
トムピリさんが屋上に上がっていました。
寒いですニャー。
ザ・マッカートニー・ローズはまだまだ咲き続けます。
マッカートニーと同じ軸に接いであるニコルも付き合って咲いています。
アリスター・ステラ・グレイは、花よりも葉っぱの紅葉がきれいになってきました。
オレンジ・マザーズデイはだんだん花が少なくなってきました。
トムピリさんが狩りを始めるところ。屋上で一休みしている鳥を捕まえるんだわさ。
ホワイト・クリスマス
強風にあおられて、花が枝や棘とこすれてぼろぼろになっちゃうんです。
イエロー・シンプリシティ
そろそろ終わりに近づいてきました。
このブログでも何回か取り上げた、ワルツの女王パティ・ペイジが亡くなったそうです。享年85歳。10日も経つと訃報も消されちゃうんで、一応朝日新聞のサイトを保存。1月3日の記事です。
__________________________
AP通信などによると、パティ・ペイジさん(米歌手)が1日、米カリフォルニア州南部エンシニータスの療養施設で死去、85歳。
南部オクラホマ州生まれで、1950年代の米国を代表する女性歌手の一人。47年、他のパートを担当する歌手を雇う予算がなかったために、その部分も自分で歌って多重録音した曲で注目を集めた。代表曲「テネシー・ワルツ」は1千万枚以上を売り上げる大ヒットを記録し、日本では江利チエミによるカバーでも有名。98年発売のアルバムでグラミー賞(トラディショナル・ポップ・ボーカルパフォーマンス部門)を受賞、また映画や舞台などで女優としても活躍した。
___________________________
というわけで彼女の歌をいくつか…まず大ヒットした一曲。多分これが一人で多重録音したオリジナルの音源だと思います。
次も大ヒットした一曲。これも多分オリジナルだと思いますが…
ちょっとゲテモノですが…一体何十年前の映像???
パティ・ペイジ II ― 2013/01/11 21:19
年末年始の頃に比べると寒さは幾分緩んできたみたいです。6日の-4.7℃ってのはかなりすごかった。数十年振りの寒さだったんじゃないかな。本日は最低気温-0.9℃、最高気温は7.5℃。これでも平年に比べるとかなり寒い。
冬至からおよそ20日。太陽の高度が少しずつ上がって、日陰になる部分と時間が減ってきました。
インカ、最後の一花。
レディ・ヒリンドンはまだまだつぼみがたくさんあります。ただ枝が細くてしなやかなバラなんで、風が強いと擦れ合って花がボロボロになってしまいます。
ザ・マッカートニー・ローズもまだまだこれから。
太陽が南隣のビルの上を通過するようになって、屋上の北側だけじゃなくて南側にも日が当たるようになってきました。
ちょっと寂しいスペクトラ。
最後のホワイト・クリスマス。
パティ・ペイジのモッキンバード・ヒルですが、多分こちらがオリジナルです。
今思い出したんですが、ピューリッツァー賞を受賞し、グレゴリー・ペックの主演で映画にもなった『アラバマ物語』の原題が “To Kill a Mockingbird” でした。次はワルツじゃないんですが、パティ・ペイジが歌って大ヒットした映画の主題歌。オリジナルのサントラは別の人が歌っていたそうですが、そもそもこの映画を見たことがない。ホラーらしいんだけど・・・邦題『ふるえて眠れ』。
今日の最後は『涙のワルツ』。オリジナルのギター伴奏と、何となくメンデルスゾーンの『夏の夜の夢』を彷彿とさせるオケのイントロが付いたバージョンの2つが入っています。
最近のコメント