リタ・シュトライヒ2 ― 2011/04/01 18:32
いつの間にかクロッカスは最後の一花になってしまいました。
レンギョウは満開。
世の中の桜は、開花したもののなかなか咲き進まないみたいですねぇ。どこかの都知事のせいなんでしょうか???
さて今日はシュトライヒの極めつけ、超有名な歌を2つ。
* オッフェンバックの『ホフマン物語』からオランピアのアリア「小鳥はくましでの木に止まって」
ミュンヘンでの録音でドイツ語で歌っています。
* もう一つ同じ曲。こちらはベルリンの録音で、フランス語で歌っています。
* もう一つ、珍しい映像。1946年ベルリンのステージです。これはドイツ語。当時のオペ ラは戦災で完膚無きまで破壊されましたから、え〜とどこだったかなぁ、ちっちゃな小屋 でやってます。タイトルに映っている当時のプログラムに、“Deutsche Staatsoper”と いう綴りが見えます。これはかなり珍しい。戦後の混乱期に一時的に使われた名称で、普 通は“Staatsoper Unter den Linden”ですよね。
そもそもオッフェンバックなんて、ドイツ人なのかフランス人なのかよくわからない怪しすぎる名前だ。それにヨーロッパのオペラはちょっと前まで、自国語に翻訳して上演するのが普通だったですよね。たまたまパリのガルニエ座で、モーツァルトの『後宮からの誘拐』ドイツ語版フランス初演なんてのを見たことがあります。ピットにはその当時かなりご高齢のベームが入っていて、ちょっと話題になっていました。ウィーンで初演されてから200年近く経ってますよねぇ。
* これはもう定番中の定番。モーツァルトの『魔笛』から夜の女王の2番目のアリア。「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」
子供向けのように言われますが、魔笛ってのもわけのわからないオペラだ。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://dede.asablo.jp/blog/2011/04/01/5769716/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。