10月7日 新国立劇場 ワーグナー『ラインの黄金』 ― 2015/10/08 13:00
昨日(10月7日)は二国でワーグナーの『ラインの黄金』を見てきました。故ゲッツ・フリードリヒの演出、指揮は支配人の飯守泰次郎、オケは東フィル。スタッフ&キャストはこちら。舞台写真はここ。動画もあります。
二国で指環のプロダクションは2回目になります。最初のは『トーキョー・リング』とか言って、かなり安っぽい作りでしたが、今回はまともな舞台になっていました。上の動画でも確認いただけると思いますが、演出が音楽や芝居を邪魔しないというだけでもかなりの見応え。前のやつが思いつきをちりばめただけの支離滅裂な作りだったのに対して、今回の演出は全体を見通してよく考えられています。特にニーベルハイムの場面は良かったねぇ。最初のラインの乙女達もきれいだったし。歌手も粒選り。一番喝采を浴びていたのはアルベリヒのトーマス・ガゼリかな。小柄な体格なんだけど立派な声。ミーメのアンドレアス・コンラッドもなかなか楽しい。ヴォータンのラジライネンは以前よりちょっと柔らかな歌声になったかのかな。そうだ、ローゲのステファン・グールドも良かったねぇ。
飯守の指揮は見通しがよく、サクサクッとした楷書の音楽。ワーグナーの陶酔感・酩酊感とはちょっと異質なんだが、こういうのもアリかな。でもちょっと違うかな。
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北に進んだ台風の影響で、今日も強風が吹き荒れています。
アリスター・ステラ・グレイ
オールド・ブラッシュ。空はドピーカン。
レディ・ヒリンドン
クリムゾン・グローリー
芝生もまあまあのコンディションです。
チャイナ・ドール
ヴァイオリーナ
香りのバラです。
パレード
スペクトラ
オレンジ・マザーズデイ
ホワイト・クリスマス
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