屋上のネコサンズ ― 2011/04/15 23:29
今日も日中は汗ばむほどの気温。でも夜には雨になるそうです。
いい陽気になってネコサンズもだんだん屋上で過ごす時間が増えてきました。
クロかあちゃんがひなたぼっこ。
目つきが悪いんですが、生まれつきなんでゆるしてやってください。その代わりと言っちゃなんですが、毛皮はつやつやしています。
ん、何か見つけたみたい。
その視線の先には・・・トムピリさん! モミジの根元から登場。
トムピリさんは尻尾が立派。キジの羽根みたいですね。
日光浴には最高のお日和です。
そうそう、ノースポールの巨大な株の頭が割れて、シランの芽が出てきました。
こういう位置関係だったとは・・・
近寄ってみると、シランのつぼみができています。
オールド・ブラッシュも少しずつ開いてきています。
シャクナゲもどんどん咲いてきました。数えてみたら、今年は50個ぐらいつぼみがついています。去年は20個もなかったんで、思い切って短く剪定したのがよかったみたいです。
巨大エニシダが咲き始めました。
ヴィオラはそろそろ盛りを過ぎて、ちょっと別のカテゴリーになりつつあります (=^^=ゞ
リタ・シュトライヒみたいなコロラトゥーラは可憐な歌姫って感じがしますけど、実はああいった技巧的な曲ってのは、むくつけきおじさんでも歌うことがあります。
*『セビリアの理髪師』からフィガロの歌う「私は町の何でも屋」(ヘルマン・プライ)。
全体的にテンポが速い曲ですが、最後の30秒ぐらいが特に早口言葉(アジリタ)になっています。17世紀前半のバロック時代のオペラだと男声にももっともっと技巧的な曲がたくさんあります。
それに、ドスの効いたメゾやアルトのお姐さん、おばさんたちも、ものすごい超絶技巧を聞かせます。こちらは早口言葉というよりはメリスマ。「あ・あ・あ・あ・あ・・・」とか
「お・お・お・お・お・・・」とか、母音をいかに早く言い続けるかっていう技巧です。息を喉で切ります。
* チェチーリア・バルトリが歌う、ロッシーニの『チェネレントラ(シンデレラ)』の大詰めのアリア、「悩みと涙に生まれ」。
* もう一つバルトリが歌う、ロッシーニの『セビリアの理髪師』からロジーナのアリア「今の歌声は」。(ホテル・サヴォイのディナーショーみたいなんですが、映像がいろいろあるうちこれが一番いいかなぁなんて思います。)
もうちょっと時代を遡ると、カストラートなんていう人々が熱烈なファンを持っていた頃があって、これはもう本当に技巧のための技巧。技術を聞かせるためだけの曲がわんさか作曲されました。今の世界には(たぶん)カストラートさんはいませんから、このような曲はアルトないしはメゾのレパートリーになります。カウンターテナーが歌ってもいいのかなって思うんですが、そこまで技術をひけらかす人はまだ少ない。
* ヴィヴァルディの『グリセルダ』から「二つの風にあおられて」。(バルトリ)
これはヴィチェンツァのテアトロ・オリンピコでの演奏会みたいですね。
* 同じ曲をもう一つ。ヴィヴィカ・ジュノーが歌う「二つの風にあおられて」。
グリセルダってオペラは全然見たこともないですが、最近技巧派の歌手が競って歌いますねぇ。ヴィヴィカ・ジュノーが歌うヴィヴァルディのオペラをもう一つ。
* 『バヤゼット』からイレーネのアリア「戦場で武具に身を固めたあの兵士」。
この映像は録音のセッションですが、日本では横浜の古い小さなホールで1日だけ公演されました。いやあ、このアリアが飛び出してきたときはびっくりしましたニャー (=^^=)
あのアゴと唇の動き! 人間業とは思えませんでした。
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