お花見(石神井川)2011/04/08 13:37

飛鳥山に比べると川沿いは少し開花が進んでいるみたいでした。7分咲きぐらいの感じ。
薄ピンクの桜と、ケヤキやモミジの新芽が絶妙なコントラストを見せています。

石神井川にも撮り鉄さん垂涎のポイントがありました。埼京線(赤羽線)が石神井川の上を通過する滝野川橋梁。4年前の2007年にはこんな感じでわずかですが電車と鉄橋が見えていました。(左が赤羽、右が池袋方面)

ところが今年。目一杯ズームで撮っても、電車のブルーのラインがかすかに見えるだけ。
桜ってどんどん成長しているんだなぁと、しみじみ実感。

石神井川の両岸は板橋までず〜〜〜〜〜〜〜っと、こんな感じです。

日本橋を出た中山道は「本郷も かねやすまでは 江戸のうち」と言われた本郷三丁目で御成街道(本郷通り=日光街道)と交差して、白山から巣鴨、板橋へと通じ、その先、碓氷峠から望月、塩尻、木曽路と通って草津から京都に向かうわけですが、その第一の宿場が板橋宿。上宿、仲宿、平尾宿(下宿)と三つの宿場の総称だというのですが、江戸の中期にはここまでが江戸の「御府内」とされたようです。つまり、数十年ほどの間に本郷から板橋まで江戸の町が広がってきたということになります。ちなみに本郷の「かねやす」は江戸時代は歯磨き粉を売って生業としていたそうですが、今のかねやすは洋品屋みたいな、雑貨屋のような、なんとも言い難い店ですニャー (=^^=)

で、その「板橋」の名の由来となった橋です。今の仲宿商店街が中山道の旧道で、これが石神井川を渡るところにかけられているのが板橋。もちろん現在はコンクリートなんでしょうが、何となく木造っぽく見えるようになっています。
板橋

板橋

こちらは現在の中山道、つまり国道17号線の新板橋。旧道よりちょっと上流にかかっています。味も素っ気もないですねぇ。

そのまま中山道を渡って、中板橋まで遡行。
ここらへんは例年かなり賑わうんですが、今年は自粛ムード満点。屋台の少ないこと。
提灯やぼんぼりなど、もってのほかって雰囲気。
自粛ムード

自粛ムード

中板橋の商店街にステキな工務店を発見! こんどかあちゃんとトムピリさんの家を建ててもらおうっと (=^^=)

途中から曇ってしまって景色はイマイチでしたが、最後にちょこっと西日が顔をのぞかせてくれました。