6/25 ミンコフスキ指揮の都響でブルックナーの5番2023/06/25 21:10

今日は久しぶりに池袋の芸術劇場で都響を聞いてきました。マルク・ミンコフスキの指揮でやや渋めのブルックナーの5番。グイグイ押していくというわけではないんですが、やや速めのテンポで、スッキリと見通しのいいブルックナー。全体の比重が第4楽章に偏っている作品です。1〜3楽章は第4楽章の前座という雰囲気が強い曲ですが、まあベートーヴェンの9番と同じような構造で、最終楽章までやってきてそれまでの紆余曲折が一挙に解決されるといった趣の作品です。しかしミンコフスキの指揮は、前座部分も含めて細部までよく練られた隙のない音楽を紡ぎ出していました。ブルックナーにしてはちょっと毛色の変わった曲で、ピツィカートがやたらと多用されていたり、弦のトレモロがかなり控えめだったりしますけど、それでも木管の美しさ、咆哮する金管、柔らかめのマレットでドロドロしたビートを刻むティンパニ、そして低音部をしっかりと支えるチェロバスの重厚感。どれ一つとっても欠けたところがない演奏でした。久々に音楽会に出かけてよかったなぁって思える演奏に出会いました。


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今日は暑かった。最高気温は31.2℃。カンカン照りで建物の影を選びながらホールまでたどり着きました。

スペクトラの3番花


パレード








芳純


ブルームーン


イエロー・シンプリシティ


ホワイト・クリスマス


レディ・ヒリンドン


パパメイアン。とにかくよく咲いています。


シャルル・ド・ゴール


ヴィオリーナ


ムーンシャドウ


楽園


ストケシアと桔梗










朝10時頃ですが、見るからに暑そうです。