大雪の朝 ジョルダーニの『カロ・ミオ・ベン』2014/02/15 22:01

今回の雪は水っぽくて重くて、ズンズンと積もりました。雪として降ったのは夜中の3時頃までで3センチぐらい、そのあと雨になったんだそうで、雨が5センチぐらい。でもとてつもなく積もりました。湿って重い雪です。


先週の雪とは異なり、バルコニーや階段にも降り積もって、昼過ぎになっても融ける気配がありません。

階段の一番上の踊り場。まだ20センチぐらいは積もっているでしょうか。

屋上の三和土。



こうなっちゃうと屋上に足を踏み入れることは出来ません。


北西のミニバラが一輪。

それから色気があるのはストロベリー・アイス。やっぱり、名前の通り寒さに強いのかな?

北側の花壇。

中央のバラの寄せ植え。雪に埋もれています。



こんなの見ると50センチぐらい積もってんじゃないかって気もします。



イタリア古典歌曲集に戻って、今日は『カロ・ミオ・ベン』。作曲者については諸説紛々としておりますが、一応トンマーゾ・ジョルダーノのアリエッタ。まあ、いかにもっていう入試の課題曲みたいですけど、いいメロディーだと思うんですよね。

Caro mio ben, credimi almen,
senza di te languisce il cor,
caro mio ben, senza, di te languisce il cor.
Il tuo fedel sospira ognor.
Cessa, crudel, tanto rigor!
cessa, crudel, tanto rigor, tanto rigor!
Caro mio ben, credimi almen,
senza di te languisce il cor.
caro mio ben, credimi almen,
senze di te languisce il cor.

いとしい女よ
せめてわたしを信じよ
貴女がいないと
心がやつれる。
貴女に忠実な男は
いつもため息をついている
やめよ、むごい女よ
それほどのつれなさを。

まずバルトリ姐ちゃん。(@テアトロ・オリンピコ)

ホセ・カレーラス。(@渋谷)

今や飛ぶ鳥を落とす勢いのホロストフスキー。かなり若い頃の映像です。(ピアノのベースの進行が面白いというか、独特なバージョンです。@モスクワ