お花見 その弐 (=^^=) + 新国立劇場:『アイーダ』 ― 2013/03/28 14:13
昨日の記事の続き。
さてさて、赤鳥庵を出てちょっと歩くと徳川ヴィレッジに入ります。この一角がなかなかの桜の名所。以前は山手線の向こうの学習院にも桜があったんですが、全然手入れしていないというのか、あるいは更新していない(桜にも寿命がある)のか、今は全然見る影もありません。こちらの徳川屋敷の方が断然華やかです。この日はどんよりとした曇り空で写真写りはイマイチ。
耳が痛くなるほど小鳥の鳴き声がしていたんですが、なんていう鳥でしょう。わかんないよねぇ。これとは別にメジロの鳴き声も聞こえました。目白のメジロ。
日本人も住んでいるけど、ちょっとした外人租界の雰囲気。正面のオレンジ色の建物は「徳川ドーミトリー」。賄い付きの女学生寮です。
お殿様も商売商売。
ヴィレッジ入り口のすぐ脇に、徳川家22代目当主の家もあります。玄関先にママチャリが止まっていたりして、生活の息吹に溢れています。
徳川ヴィレッジを出たところで、トコトコトコっと現れたネコさん。何やらお急ぎの様子でした。
ヴィレッジの西側の通りを歩いて行くとこんな建物があります。「徳川黎明会」という表札。以前は「徳川海洋生物研究所」っていう看板がかかっていたような気がするんですが・・・(なんかその筋の方には人気ありそうな所だなと思っていた)。この日は植木屋さんのトラックが出入りしていて、門は開けっ放し。閉まっていると、扉の両側に金色に輝く大きな「三つ葉葵」の紋所が貼り付けてあって、時代劇の大名屋敷みたいな門構えに見えます。
さらに歩いて行くとこんな踏切が・・・目白の高級住宅地というのは、東側が赤鳥庵の路地、西側がこの黎明会の路地、北側が西武線、南側が目白通り、この四辺に囲まれた一角のことです。せいぜい300メートル四方ぐらいかな。この中に入ると、行き止まりの路地が多い上に、通り抜けられてもとんでもない方角に連れて行かれたりして、彷徨ってみるのも面白い地帯です。この一角以外の目白はごく月並みな住宅地と商業地。
踏切を渡って椎名町方向にブラブラ歩いて行くと、谷端川の遊歩道にこんなに妖艶なお姐さんが現れました (=^^=)
なんか明らかに誘っていますねぇ。
さてさて、椎名町の馴染みの居酒屋で一杯飲んでから再び池袋へ。自由学園の桜がライトアップされていました。
夜桜もなかなかよろしいですニャー (=^^=)
お〜〜っと、こんなもんライトアップするんじゃねぇよ。
昨日(3月27日)は、二国で『アイーダ』を見てきました。舞台写真はこちら、スタッフ&キャストはここ。ビデオはここらへん。ゼッフィレッリ演出の
絢爛豪華な舞台。ヨーロッパ人が感じるエグゾーティシズムというのか、オリエンタリズムというのか、異国情緒がムンムンする大がかりな舞台です。声に関して言えば主役3人が大あたり。そのほかアムナズロの堀内康雄がよかったですねぇ。第3幕では場をかっさらうような熱唱を聴かせてくれました。指揮者は芝居を邪魔することなく、てきぱきと交通整理に徹していました。
視覚的には豪華な装置や衣装やお馬さんだけを見ていれば事足れりといったことでしょう。主役3人はあまりアップに耐えるお姿ではないので、なるべく目の焦点を定めずにぼ〜っと舞台を眺める、そんな感じの見方でなんとか4時間持ちこたえました。
あ、それから、第2幕のバレエがよかったねぇ。メトのラジオ体操みたいなバレエに比べて、遙かに洗練された振り付けでした。
後で気づいたんですが、フィガロジャポンのページにきれいな舞台写真がたくさん上がっています。
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