諏訪根自子 ― 2012/09/25 23:07
今日は一日中曇りがちの天気。ちょっと涼しくなりました。
このところ雨が多くて、バラはちょっと汚れちゃっています。
こっちは元気モリモリ。
こういうのは天気のいい日に、高速シャッターを切らないと被写体ブレになっちゃいますねぇ。
レディ・ヒリンドンがまた咲き始めました。
マツバボタンはそろそろ終わりに近づいているんじゃないかな。
アリスター・ステラ・グレイ
ロココの返り咲き。
春の花に比べるとかなり貧弱ですが、今年はたくさん返り咲いています。
昨日の真夜中ネットを彷徨っていたら、懐かしい名前を発見。訃報でした。その名は諏訪根自子。
朝日の電子版に「諏訪根自子さん死去 日本人初の国際的バイオリニスト」という見出しの記事が載っていました。Wikiによると1931年に朝日新聞が「天才少女」として紹介したのがそもそもの始まりだったそうですが、確かに才色兼備の天才少女だったようです。ちなみに私の母親と同じ年に生まれていて、母はしょっちゅう諏訪根自子の話をしていたんで、ひょっとしたらホントに小さな頃に実演を聞いたのかもしれない。そんな気がします。
16歳でヨーロッパに渡り、第二次大戦中も帰国せずに
、ドイツ占領下のパリとヒットラーのベルリンを行き来して活躍。プロパガンダの天才ゲッペルス宣伝大臣からストラディヴァリウスを贈られたりとか、まあ、逸話には事欠かないんですが、こういったことの一つ一つが結果的に、彼女にとっては一人背負っていかなくてはならない重い十字架になってしまったのかなって気がします。確か80年代に突然バッハの無伴奏のレコードを出したりしましたが、戦後はほとんど人前に姿を見せなかったようでした。今日はそんな諏訪根自子の戦前の録音をいくつか。
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