長沢勝俊の『萌春』2012/09/21 23:33

今日は変な天気。にわか雨が降ったり、日が差したり、どんより曇ったり、突風が吹いたり、なんか安定しない天気。最高気温は27.7℃。平年よりは2℃以上高いけど、今までが暑すぎたので、ちょっと一息といったところ。


曇りの日も、この花は鮮やか。



バーベナが満開です。


無名のミニバラ。

レディ・ヒリンドン

チャイナ・ドール

確か先週の半ばあたりにバラを剪定したんですが、新芽がどんどん出てきました。


今年は夏剪定が遅かったので、秋のバラは10月の20日過ぎからになるでしょう。もちろんその前からポツポツと咲き始めるわけですが。

バーベナがきれいなんで、枝を折って、あちこちにさしてみました。

この悪辣な目つき。「むふっ、掘り返してあげるからね」

「あたしは眠いZzzz…」




昨日山本邦山と沢井忠夫の演奏にめぐり逢ったので、今日ももう一つ。長沢勝俊の代表作『萌春』。元々は宮田耕八朗のために書いた曲だったと思うんですが、彼の演奏が見つからないので邦山の演奏で。邦楽版のスプリング・ソナタ。宮田は七孔尺八を吹いていますが、山本邦山は確か七孔の楽器は演奏しなかったはず。なので、ちょっと切れ味がイマイチな感がありますが、それとは別にしっとりとした味わいがありますニャー。

長沢の作品をもう一つ。『飛騨によせる三つのバラード』から「杉玉」。造り酒屋の軒先に「新酒できました」の印にぶら下げるあれですニャー。三木稔と並ぶと、長沢は普通のオッサンといった雰囲気だったんですが、今にして思うに、いかにも日本酒が似合いそうだ。箏曲合奏となっていますが、『飛騨バラ』って尺八もなかなか面白い…