メジロ、水鳥2016/02/22 20:14

河津の桜の続き。河津の駅から原木に向かう途中の郵便局の前の桜にメジロさんが止まっていました。




川沿いの観光客が多いところにはさすがに姿を現しませんでしたが、こちらでは楽しそうにさえずっていました。


目の周りの白いのがチャーミング。普通は梅の花に寄ってきて蜜を吸うんですが、ここでは桜の花にくちばしを突っ込んでいます。


花札を始め、日本画では梅の花にメジロを描くのが様式となっています。

うぐいすは全然色が違いますし、人前に姿を現しません。声だけの鳥です。



この時も数羽が桜に止まっていたんですが、よく言う「目白押し」の光景は見られず。仲のいいのが同じ枝に止まって押しくらまんじゅうをやるんですよねぇ。


河津川には水鳥がたくさんいました。





カモメかなぁ、サギかな?



飛んだ!

ピンぼけでした




今日は "Rule Britannia" 「英国よ、七つの海を支配せよ」って感じの歌。イギリスが「日の沈まぬ国」と呼ばれた時代の歌です。プロムスのラスト・ナイト。サラ・コノリーがネルソン提督に扮して登場。「ブリトンズ・ネバ・ネバ・ネバ」ってのが印象的な、通称「ねばねば」の歌。

また別の年のラスト・ナイト。今度はスーザン・ブロックが兜をかぶり槍と盾を手にワルキューレのブリュンヒルデに扮して登場。途中でオケにワルキューレの動機が現れます。北欧神話ではブリュンヒルデはアイスランドの女王。スーザン・ブロックは日本でも新国立劇場の最初の『指環』プロダクションで、ブリュンヒルデを歌いました。プロムス(プロムナード・コンサート)はロイヤル・アルバートホール1階の平土間、日本だとアリーナ(アレーナ)席なんて呼ばれますが、その中央が比較的安い立ち見席になっていて、サッカー場みたいにお客さんが籏を振っています。ホールのすぐ向かいのハイド・パークに同時中継されるんですが、そこにはホントに数万人の観客が集まるんだそうですね。何となくアメリカのキリスト教の伝道集会みたいな感じもします。

20数年前のラスト・ナイト。この年はキリ・テ・カナワが歌っています。若いですね。指揮者のアンドルー・デイヴィスも若い! 最初は『ユダス・マカベウス』の「勇者は還りぬ」。原曲はシオンの娘達が歌う軽快な合唱曲。日本では高校野球の表彰式の歌。こうやって3本見ると、ウィーンの「ニューイヤー・コンサート」と並んで、永遠のマンネリを感じます。