2番花でちょっと賑やかに2025/06/07 16:11

今日もいい天気でした。30℃前後まで気温が上がって、練馬の方では真夏日になったらしい。


スペクトラは3番花です。


白いマダム・アルフレッド・キャリエールは2番花というか返り咲き。なんとなく不定期に咲くんですよね。


トクサの鉢でナデシコがまた咲き始めました。


ドピーカンとはいかないけど、まあまあいい天気。


オレンジ・マザーズデイと黄色のスペクトラ。




パパメイアン


イギリス人が大好きなドイツの名花クリムゾン・グローリー。今から90年前にコルデス2世が作出したと伝わりますが、直後に第2次世界対戦が勃発。イギリスではドイツ物は排斥されたんですが、バラでは唯一この花だけは栽培が続けられていたと言われています。


オールド・ブラッシュの返り咲き。チャイナ・ローズですが、コルカタの東インド会社商館を経由してイングランドのパーソン氏なる人物の庭で1793年に「発見」されたバラ。ちょっと検索すると別名が20個以上出てきます。西洋のバラに東洋の四季咲きの遺伝子を注入したバラとして有名です。


ラ・フランスの2番花が咲き始めました。


じっと目を凝らして見ると、桔梗の蕾が見えてきます。






歌手にも特に得意とする分野があるもので、バルトリ姐さんはやっぱりこの歌。ヴィヴァルディの『グリセルダ』からコンスタンツァのアリア「2つの風にかき乱されて」。ロンドンのサヴォイ・ホテルで歌った映像で、バックはジョヴァンニ・アントニーニ指揮のイル・ジャルディーノ・アルモニコ。コンマスの席に座って楽しそうに弾いているのが、まだ頭髪があったころのエンリコ・オノフリ。どうやらアンコールらしく、曲目を告げると「待ってました」と声がかかります。

ガランチャの持ち味は叙情性かなぁ。サン=サーンスの『サムソンとダリラ』第2幕からダリラのアリア「あなたの声に私の心も開く」。日本ではあまりにもユダヤ臭が芬々とするし、最後には大規模な屋台崩しがあるんで、ちょっとやそっとじゃ手を出せないのかもしれない。サムソンオプションの語源ですねぇ。もっとも屋台崩しは今ではプロジェクションマッピングって手があるんで、かなり安手になっちゃいますが、そんな上演も見たことはあります。ペリシテ人の妖婦ダリラが怪力無双のヘブライ人サムソンを籠絡する場面で歌う情緒纏綿のアリア。10年以上前のウィーンのオーパンバルの一場面。