バラの剪定 ― 2016/02/25 16:01
明るくなったらすぐにとけてしまいましたが、昨夜はちょっと雪が降ったみたいです。今日も肌寒い一日。最低気温0℃、最高気温7℃。今日はまずはディスク上のバラの写真を整理。
パーゴラのつるバラ
レディ・ヒリンドン
こんなきれいな空、もう何日も見ていないぞ。
マダム・アルフレッド・カリエール
ミニバラ
頂芽が伸び過ぎちゃいそうなんで、剪定を始めました。
レディ・ヒリンドンの全体像。
剪定後
インカ
剪定後
クリムゾン・グローリー
剪定後
プランセス・ド・モナコ
ザ・マッカートニー・ローズ
アリスター・ステラ・グレイ。軸がちょっと曲がってるんで、このあとシュロ縄で矯正しておきました。
ストロベリー・アイスは手前に出っ張った枝を払って、残りは切らずにシュロ縄で柵の方に引っ張っておきました。このバラは古い枝にもびっしり花がつきます。短くしちゃうともったいない。
楽園(手前)とコルデス・ペルフェクタ
剪定後
その他もろもろ
バーンスタインとニューヨーク・フィルの演奏でショスタコーヴィチの5番。上野の文化会館でのライブ。まだ暑さが残る9月上旬だったと思います。指揮者もオケも夏服の白い上着にブラック・タイ。この日はものすごい盛り上がりでした。ちなみにこのコンビは1961年の東京文化会館のこけら落としにも登場したんだそうです。ちょっとゴリラっぽく見えるのはノーマルサイズの画面を、ワイド画面(16:9)に引き延ばしたためだと思います。この演奏会はCBSが録音していて、いまだに何度もリマスターが繰り返されるほどの名盤です。
第4楽章(音はCBSとは別にテレビ局が独自に録っていたみたいです)
ショスタコーヴィチの5番というと、絶対に避けて通れないのが次の演奏。レニングラード・フィルとムラヴィンスキーの名演。録音がちょっと悪いんですが、大変貴重な映像です。冷戦時代の米ソの両巨頭。ムラヴィンスキーはまさに王道を行くといった演奏。また、この時代のレニングラード・フィルは、ステージ下手側にベースが10本並んでギコギコ擦っています。ということはファースト・ヴァイオリンが18人。究極まで鍛え上げた鋼のように強靱な音楽をやっていました。
両者が一番違うのは、コーダのテンポ。上のバーンスタインの演奏ではハーブのメロディが終わってスネア・ドラムとティンパニが叩き始める7分38秒から。下のムラヴィンスキーの演奏では41分26秒あたりから。テンポが2倍違います。譜面に忠実なのはバーンスタイン。ただし現在流布している譜面のテンポ設定は校正ミスだっていう説があって、ムラヴィンスキーの演奏の方が正しいテンポであるとも言われます。
結果的にムラヴィンスキーの演奏が人間業とは思えないほどスケールの大きなクライマックスを構築するのに対して、バーンスタインの演奏は華やかで小気味いい「星条旗よ永遠なれ」みたいにデーハーなフィナーレになっています。どちらがいいかは・・・好き好きですねぇ。
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