ショルティの指揮でコダーイの『ハーリ・ヤーノシュ』、バルトークの『ルーマニア民俗舞曲』2013/09/27 16:07

爽やかな秋晴れの一日。でもちょっと動くと汗が出てきます。芝生の補修で種を蒔いた所は、ちょうど一週間で発芽しています。

アンジェラ

アリスター・ステラ・グレイ



スペクトラ。つるバラは秋の花盛りになっています。

パレード

一番日当たりがいい北側の花壇。インパチェンスってやつを植えちゃったんですが、これは失敗ですねぇ。もうちょっと何とかならないものか。

フレグラント・アプリコット

チャイナ・ドール

クロチルド・スーペール(粉粧楼)

レディ・ヒリンドン






リファレンスに面白いビデオを見つけました。ショルティがウィーンフィルを振った、 "Hungarian Connection" というコンサート。なかなか洒落た曲目です。

前半はまずコダーイの『ハーリ・ヤーノシュ』組曲。ハーリ・ヤーノシュというのはハンガリー版「ほら吹き男爵」。「7つ頭のドラゴンを退治した」っていうスサノヲノミコトみたいな話だとか、「戦に勝ってナポレオンを捕虜にした」といった荒唐無稽な物語を語って聞かせる愉快な呑百姓。コメント欄を少し下にスクロールすると、楽章の頭の位置を書き込んだコメントがあ るので、クリックすると直接その曲の頭に飛ぶことができます。

第1曲「前奏曲、おとぎ話は始まる」最初の一音は壮大な「はは、ハックショーン」。ハンガリーでは、聞いている人がくしゃみをすると、その話は本当のことになるんだそうだ。第2曲は高らかにチャイムを打ち鳴らす「ウィーンの笛時計」。第3曲「歌」ではツィンバロムが登場。第4曲「戦いとナポレオンの敗北」では勇壮な戦争の様子が描写されているようでいて、ナンチャッテって風の冗談音楽。第5曲「間奏曲」はツインバロンが大活躍する有名な曲。第6曲は「皇帝と廷臣たちの入場」。ハーリ・ヤーノシュが皇帝の娘から求婚されたんだけど、断ってやったぜぃという話。

25分30秒あたりから、バルトークの『ルーマニア民俗舞曲』。第1曲「棒踊り」、第2曲「飾り帯の踊り」、第3曲「踏み踊り」、第4曲「角笛の踊り」、第5曲「ルーマニア風ポルカ」、第6曲「速い踊り」、第7曲「速い踊り」。5曲目の2拍子とも3拍子ともつかないポルカから終曲までは、たまにやっている「ビフォーなんとか」っていうリフォーム番組のBGMに使われていますね。多分バルトークの著作権は切れてるんだろうけど、かなり下品な使い方です。あの番組では他にドビュッシーもグロテスク使っていたような気がする。

次のレオ・ヴァイナー って人は全然知りません。その次45分あたりから、ベルリオーズの『ファウストの劫罰』から「ラコッツィー・マーチ」。

ビデオの後半はベートーヴェンの7番です。