セルセ "ombra mai fù" ― 2013/07/05 16:30
いやぁ、猛烈な蒸し暑さで、もう一歩で30℃越え。何とも嫌な天気です。
アリスター・ステラ・グレイが満開になりました。
バイオリーナ
手前が芳純、真ん中がブルームーン、上がアリスター・ステラ・グレイ。
クロチルド・スーペール(粉粧楼)
次から次へと花が上がってきます。
クリムゾン・グローリー
シャルル・ドゴール
ドゥフトゴルト
パパメイアン
フレグラント・アプリコット
芳純
インパチェンス。少しずつ花が増えてきました。
インカ
ラ・フランス
ザ・マッカートニー・ローズ
ミニバラ
ナデシコ
ニコル
オレンジ・マザーズデイ
パレード
楽園
マラトンの戦いの時のペルシャはダレイオス1世の時代でしたが、三段櫂船600隻の艦隊でミレトスからサモス、ナクソス、エウボイアとエーゲ海をほぼ西に向かって渡ってきたみたいです。この時の兵力はおよそ2万。
サラミスの海戦の時は代替わりして、クセルクセースが自ら軍を率いて陸路ヨーロッパに渡ってきました。ヘロドトスによると歩兵が170万。クセルクセースはマルマラ海の南のエーゲ海側の出口、ヘレスポントス(ダーダネルス海峡)に浮橋を架けてこの兵士たちをアジアからヨーロッパに渡したとされています。まあ、この数字はかなり誇張されているんだと思いますが、それでもヨーロッパ側に比べて圧倒的な兵力であったことは確かで、ギリシャの諸都市はペルシャに蹂躙され、スパルタ王レオニダスの獅子奮迅の活躍も虚しくテルモピュライの天険が落ちてからは、雪崩を打ったように一気にアテネの市街地まで陥落してしまいます。サラミスの海戦当日クセルクセースが陸地側から海戦を眺めていたのは、こんなわけがあったのでした。
さて今日はヘンデルの『クセルクセース(セルセ)』。第2幕第2場は有名な浮橋のシーンですが、それよりも百万倍有名な第1幕第1場。幕が上がると同時にプラタナスの木陰でいきなりセルセが歌い出すアリア、「緑の木陰がこんなにも」。
まずバルトリ姐ちゃん。
それから、確かウヰスキーのコマーシャルに使われたやつ。
今を時めくスターの歌を2つ。まず、アンドレアス・ショル。
もう一人。
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