芝生2011/06/06 15:02

久しぶりに屋上の「ネコの額」。昨晩夕立があって、かなりの雨量でした。今日はすっきりと晴れて、芝生がきらきら輝いています。

パーゴラのつるバラはあまりにもむさ苦しいし、風通しも悪くなるので、少し刈り込みました。

芝生はケンタッキー・ブルーグラスですが、一年で一番きれいに見える時期です。

バラは一段落。ちょっと寂しいですが、遅咲きのイエロー・シンプリシティが満開になってきました。これは咲き始めると真夏に剪定してもすぐに花をつけ、そのまま真冬まで咲き続けます。

紫色の花が咲きました。球根ですが、名前は、え〜と・・・忘れた。



下草というのか、地面近くの花も増えてきました。

もう夏の花ですね。



そんな中で、ラ・フランスがけなげに咲いています。これも花付きがいいバラで、真冬まで咲き続けます。


歌の話。今日は久々にナット・キング・コールで2曲。


街のネコさんズ2011/06/07 17:33

街のネコさんズです。
前にも登場した三毛さん。今日も塀の上から呼びかけてきました。

ぺろぺろ

今日も暑かったですニャー (=^^=)

向かいのブチネコさんは二段重ね。

そこへ塀の上にもう一匹ペンギンネコさん。


小さなかっぱっぱ〜るんぱっぱ〜の茶シマ。

おや、君も耳チギレさんですねぇ。ところで後ろのコンクリの上の梅模様は???

偉そうな白猫さん。

んめぇもん食い過ぎじゃあるまいか。


えへん、本日はまず歌舞伎。金門五三桐から南禅寺山門の場
五右衛門:絶景かな、絶景かな。春の宵は値千両とは小さい、小さい…
ヒデヨシ:石川や、浜の真砂は尽きるとも…

五右衛門の台詞の本歌は、宋の蘇軾の『春夜』

春 宵 一 刻 値 千 金 (しゅんしょういっこくあたいせんきん) 
花 有 清 香 月 有 陰 (はなにせいこうあり、つきにかげあり) 
歌 管 楼 台 声 細 細 (かかんろうだいこえさいさい) 
鞦 韆 院 落 夜 沈 沈 (しゅうせんいんらくよるちんちん) 

で、これをさらにもじったのが

* 月光値千金(Get Out and Get Under the Moon)

さらにエノケンの


というわけで、またしてもエノケンに戻ってきましたニャー。

もう一つのバラ園2011/06/08 15:04

先月末に見てきたもう一つのバラ園。河津のバガテル公園です。
ちょうど台風が来ていてかなり荒れた空模様。

バラ園の外周から内側を見ています。この手前のブッシュは原種に近いバラみたい。

南側の高台にあるキヨスクから眺めたバラ園。正面(北)奥に長いパーゴラ。

西側。奥の建物はオランジェリー。芝生の中にブッシュのバラが植わっています。こういうのは広々としたバラ園ならでは。高麗芝の色合いはイマイチさえないですね〜。

東側、海に向かって開けています。この写真では小さくしか見えませんが、一番奥のあたりには、ポール仕立てとスワッグを組み合わせたつるバラが多くあります。

ポールとスワッグ。開園から10年経って、つるバラは見違えるほど成長しました。スワッグもいい感じにこんもりしています。手前に見えるオベリスクは鉄骨製で、高さ4〜5メートルはありそうな大きなものですが、すっかりてっぺんまでバラが覆っています。

シンボルツリー(?)のコニファーと林立するオベリスク。

パーゴラもちょうど満開のタイミング。

バラ園の東側。ポールとスワッグ。


これは何だろう? キングローズかな?

スワッグ周辺の植え込み。

ここらあたりは、つるバラやアンティーク・ローズをスタンダードにしたものが多いですね。


外周から、中に入っていくと…

スタンダードの根元に、木立のバラを4〜5本寄せ植えにしてあります。

東から西のオランジェリーの方向を見たところ。ニュー・ドーンなど、かなりごつくなるつるバラもスタンダードに仕立てられています。つるバラ扱いできるレオナルド・ダ・ヴィンチが、スタンダードの根元の寄せ植えになっていたりもします。

花壇の縁取りは草ツゲ。


ストロベリー・アイス。んめそう (=^^=)

トラウムラント

イエロー・メイアンディナ。メイアンのミニバラです。面白い色合いです。

バガテル公園 II2011/06/09 13:05

河津バガテル公園の2回目。

青空だったらよかったんですが…

なんとなく人が手をつないでいるみたいですニャー (=^^=)

比較的低めのポールとスワッグ。

北側に長く延びるパーゴラ。パーゴラのさらに北側(写真手前)はイングリッシュ・ローズのブッシュ。こんな感じにボリュームたっぷりに仕立てると、見応えがあります。

パーゴラの中に入っていきます。


今年は開花が遅れて、5月の終わりなのにつるバラが満開。

また花壇に戻って…

花首写真をいくつか。覆輪のアリンカ。

サリタ

タイムレス。大きなブッシュになっていました。

その名の通り、ピンク・ペルペチュ

可憐なマガリ

ミルドレッド・シェル

新国立劇場 『蝶々夫人』2011/06/10 16:08

昨日(6月9日)は二国でチョチョサンを見てきました。配役はここらへん。もう4回目ぐらいの再演なので、舞台や演出のことには触れないことにして、まず何と言っても指揮者とオケのすばらしさに脱帽。今まで何となく、このチョチョサンという出し物は一属一種、言ってみればショパンのピアノ曲のように、どこにもカテゴライズできないもののように感じていたんですが、昨日から分類が変わりました。やっぱりこれはイタオペなんだ。「おてもやん」やら「お江戸日本橋」やら、日本的な素材がてんこ盛りですけど、伸びやかな歌、こってりとした節回し、そしてプッチーニ独特の音の空気感、こういったものはやっぱりイタリアオペラの特徴でもありますねぇ。それをしみじみと感じさせてくれた演奏でした。先週のコジと同じオケとは思えない、すばらしいアンサンブル、金管・木管もよく鳴っていたし、弦のボリューム感と繊細な味わいもちょっと信じられないほど。東フィルとイヴ・アベルという指揮者には大きな拍手が飛んでいました。

歌手ではチョチョサンのオルガ・グリャコヴァがストレートな発声で場内を声で満たしていました。ちょっと顔つきがチョチョサンらしくないのは仕方ないとして演技はなかなか。細かい所作まで板に付いていました。個人的には前回のカリーネ・ババジャニアンの可憐なチョチョサンのほうが好きかなぁ。まあ、これは個人的な好みの問題です。ゾラン・トドロヴィッチは、ある意味軽佻浮薄なピンカートンという人物の内面を掘り下げようとしていましたが、やっぱり馬鹿は馬鹿、死ななきゃ治らないあほらしさが一層浮き彫りになった感じ。

この日一番感心したのは、シャープレスの甲斐栄次郎。シャープレスって良心の塊のような地味な役柄だと思ってたんですが、いやどうしてどうして、なかなかストーリー展開のトリガーになってるじゃありませんか。へえ、こんなやり方があったんだなぁとしみじみ関心しました。

スズキの大林智子、ゴローの高橋淳、ボンゾの島村武男なども好演。ヤマドリに松本進なんて懐かしい名前を見つけましたが、なかなかいやらしさが滲み出てよろしかったですニャー。

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10年近く使ったし、毎年研いでいるけどちょっと切れ味が鈍ってきたかなぁというわけで、芝刈り機を買い換えました。ちょっと都合があって、5日ほど刈ってなかった芝生。

かなりモコモコした感じです。

水曜にエッジは刈ったんですが、それでもかなり伸びちゃっています。
今の時期はとにかく芝の伸び方がすごいですねぇ。

それでまあ、新しい芝刈り機でまず周囲をぐるぐるっと刈ってみると、一周でこれだけの刈り取り量。

これは二周回ったところ。そりゃもうサクサクです。

気持ちよく刈って、20分で終了。



チャイナドールが咲き始めました。