超絶技巧 ― 2011/04/22 22:12
玄関先の久留米ツツジは満開になりましたが、屋上のシャクナゲと平戸ツツジは5分咲きぐらいでしょうか。シャクナゲは樹冠の内部から咲き始めているみたいで、ちょっと華やかさに欠けますねぇ。
エニシダの黄色い花も枝先から、ゆっくり、ゆっくり、咲き始めています。
くんくん。実はこのエニシダ、とっても香りがいいんです。昔あった「サクマ式ドロップ」の香料みたいな、ちょっと安っぽいけどフルーティーで甘〜い匂いです。
音楽の演奏で、超絶技巧ってやつは必須ではないけど、その技術があると華やかですね。ただ、聞き手の、あるいは人間の、生理的欲求とか、呼吸とか、心や肉体のリズムとか、そういったものに沿ったものでないと、なぜかギクシャクしてしまいます。この前まで紹介した一連の歌手たちは、自然な呼吸のリズムを刻みながら、とてつもないことをやっているってところに、凄みを感じるわけです。
今日はピアノの超絶技巧。
* ジョルジュ・シフラが弾くリストの「半音階的大ギャロップ」
腕をサポーターで締め上げ、ちょっと客席の方に鍵盤を向けて手先をひけらかすあたりは、何かのスポーツかサーカス芸に近いんですが、とにかく音楽はすごい! もう一つ。
* シフラが弾くリストの「ラ・カンパネッラ」
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