赤木ファイル2024/01/10 14:30

昨夜の日テレ「ザ!世界仰天ニュース」の中で、かなりの時間を割いて赤木ファイルのドキュメンタリーを放送していました。ご存知のように森友学園へ国有地が異様に安い値段で払い下げられたあの事件です。発覚から300数十日、安倍総理や佐川理財局長(後の国税庁長官)の答弁巡って国会が大荒れになりました。ドキュメンタリーは公文書の改ざんをさせられ、その後自殺に追い込まれた赤木俊夫さんの、良心の吐露とも言うべき、改ざん箇所を詳らかにしたいわゆる「赤木ファイル」を巡って淡々と事実関係を検証していきます。国会での総理大臣や佐川局長の実際の答弁映像を挟み、財務省がどの時点から急速に改ざんに走るようになったかを明らかにしていきます。

このドキュメンタリーが日テレで流れたとということは、とりも直さず安倍派(あるいは清和会)による支配の終焉を意味しているんじゃないでしょうか。以前だったら報道機関に圧力をかけて都合の悪い報道を葬り去るといったことも日常茶飯事でした。巨大派閥を背景に、公務員の人事権を掌握し、挙句の果てに検察の人事にも介入し、横車を押し通したものの、結局は本人が賭けマージャンで失脚するなんて失態をものともせず、今まで安倍派は生き延びてきた。ただその積年の恨みは検察内部にかなり根強く残っているらしく、安倍派の議員の立件にかなり前向きのように思えるんですが。どうでしょう。今ならばTverで視聴出ます。



世の中松本ナンタラって芸人の話題で持切りですが、文春は実はこんな真面目な記事も書いています。もとNHK記者相澤冬樹のレポート。



大衆紙の「アサヒ芸能」まで仰天ニュースの再現ドラマを記事に。



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本日も晴天なり。今のところ気温は12.6℃まで上がっています。北寄りの風がちょっと吹いていますが、かじかむような寒さじゃない。

ドピーカン


イエロー・シンプリシティ


ラ・フランスの蕾。開くかなぁ。


マイスタージンガーの蕾






モンテヴェルディの畢竟の大作『倫理的宗教的森から「主は言われたII」。ヴァンサン・デュメストル指揮のル・ポエム・アルモニーク。