西洋芝とバラの屋上

元日本代表監督のイビチャ・オシムが亡くなったそうだ。享年80。古臭い日本のサッカー界に新風を吹かせた監督でした。「考える」ことを強調して、「考えて走る」というフレーズを使ったのはこの人が初めてだったんじゃないでしょうか。頭を使うことと、スポーツとは一見無関係に思われがちですが、インテリジェンスに欠ける選手は大成しないという極当たり前のことから説き起こして、考えることの重要性を強調しました。あの下手くそな闘莉王でさえ、練習を見ていると明らかに進化していました。サッカーに美意識を持ち込んだのもオシムが最初でしょう。美しいサッカー、エレガントなフットボール、そしてたまには、「勝つためにはこういう（泥臭い）試合も必要だ」と苦戦したマッチの言い訳もしていました。「水を運ぶ人」なんて名言も残しました。ドイツで惨敗したジーコ体制のスター主義に対して、地味な役割の選手が如何に大切か教えてくれましたねぇ。敗戦から学ぶことの重要性を教えてくれた人でもありました。

ちなみにオシムを初めて見たのは1964年の東京オリンピック。秩父宮での東西ドイツ統一チーム対旧ユーゴスラヴィアのマッチでした。この試合ユーゴはドイツに負けて非公式の順位決定戦に回ったんですが、そこで川淵やら釜本がいた日本と、大阪の長居で対戦。６−１でユーゴが勝利。オシムは2点をあげています。川淵は覚えているはずなんだが・・・

**********************

夕べも瞬間的に雨が降ったそうです。雨量は1.5ミリ。今日は久々のピーカンです。最高気温は21℃ぐらい。爽やかな五月晴れです。

ドピーカン

マダム・アルフレッド・キャリエールがかなり開いてきました。

クリムゾン・グローリー

芳純が開き始めました。

サハラ

赤いのはパレード

赤いパレード、白いマダム・アルフレッド・キャリエール

パパメイアン

アンジェラ開花

オールドブラッシュは完全に盛りを過ぎました。

ホワイトクリスマス

ヒラドツツジも満開を過ぎたところ。赤いクリムゾン・グローリーと薄ピンクのストロベリー・アイス。白いイキシアも咲いています。

白いアイリスと赤いヒューケラ

芝生が輝いてます。

トクサ。伸び始めは真っ直ぐなんですが、だんだん形が変になる。

『カンティガ』13番。「バラの中のバラ」。エミリオ・ビラバの演奏です。

*　Rosas das Rosas. Cantiga de Santa María. Emilio Villalba & Cantica