台風 & 久しぶりの音楽会 ― 2020/10/11 15:39
昨日(10月10日)は本当に久しぶりに音楽会に出かけました。3F・音楽室で桑形亜樹子さんのチェンバロ・リサイタル。久々に野神俊哉さん製作のフレミッシュ・シングルの楽器に再会しました。最初に聞いたときは及川れいねさんとガンバの中山真一さんのデュオだったと記憶しています。チェンバロの印象はあまり記憶にないんですが、あれから15年ぐらい経って見違えるように立派な響きの楽器に成長していました。
曲目はアントニオ・デ・カベソンのティエント、『アヴェ・マリス・ステッラ』など。バードのMy Ladye Nevell's Bookeからヴォランタリー、グラウンド。クリーガー兄弟のトッカータ等々、バッハの平均律第2巻から1番、17番、24番。ちょうど1時間ほどのコンサートでしたが、やっぱり目の前で演奏者が奏でる音を聞かせてもらうのは、なんとも贅沢な時間だなぁとしみじみ思った次第です。
カベソンのシンプルだけどガッチリとした構造、バードの華麗な変奏曲、クリーガー兄弟の堂々としたパッサカリア、そしてバッハの珠玉の作品。心から楽しみました。音楽会がごく普通の日常の中に戻ってくるのはいつのことになるのか。まだ予断は許さない状況ですが、世の中だからこそ本当に音楽は必要なんだなと感じました。
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台風と前線のおかげで、昨日まで4日間ずっと雨が降り続きトータルの雨量は156.5ミリ。東京の10月の平年の雨量が197.8ミリですので、1カ月の8割の雨が4日で降ったことになります。決して強い雨じゃなかったんですが、シトシトとコンスタントに降り続く雨は久しぶりでした。ひょっとしたら今年一番の雨だったかもしれない。
雨が弱くなった時にバラの枝をかなり切っておいたので、屋上の三和土に枝が散らかっています。
西洋芝はほぼ出来上がってきました。
ちょっと生え方にムラがありますが、まあまあの仕上がりです。
フレグラント・アプリコット
ラ・フランス
ちょっと形が変ですが、クリムゾン・クローリー。
サハラ
芳純
ハツユキカズラの紅葉と新芽
オレンジ・マザーズデイ
雨が降り続いてさすがのサルスベリも終わりました。
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