紅葉狩り ― 2020/10/23 20:05
紅葉狩りとは言っても戸隠の鬼女伝説じゃござんせん。ウィークデイに日光に行ってきました。天気はまあまあ、でも昨日と今日は一日降られました。
中禅寺湖湖畔
抜けるような青空
雪をかぶっているのは会津の方面の山でしょうか?
男体山西麓。男体山も18日に初冠雪があったようです。麓からもはっきりと雪の積もった様子が見えました。
中禅寺金谷ホテルの船着き場付近
モミジの色づきが悪いですねぇ。菖蒲ヶ浜の桟橋が見えてきました。
竜頭ノ滝。流れが2本に割れていて、真ん中の島のような部分を龍の頭に見立てます。展望台の滝見茶屋から滝までの距離が近すぎて(ほとんど真下に滝を見る感じ)、普通のレンズでは総合的・俯瞰的に撮るのは不可能。奥日光で真っ先に紅葉するスポットなんだそうですが・・・
菖蒲ヶ浜から竜頭ノ滝までブラブラ歩いて往復。途中ちょこっと色づいた箇所もありました。
「さかなと森の観察園」という修学旅行向けの施設でしょうか(?)。ユニークな木が立っていました。
このコブもなかなかのもの。
菖蒲ヶ浜に戻って、再び乗船。
八丁出島のあたりはちょっと色づいていました。
ここから左方向に向かってイタリア大使館、英国大使館などの別荘が並んでいます。フランスとベルギーは今も現役で使われているんだそうだ。
中禅寺の船着き場から見て、左の黒っぽい建物が最近(7月15日)開業したばかりのリッツ・カールトン。右の緑色の建物がおそらく星野リゾート界。
この日はできたばかりのリッツでアフタヌーン・ティーをきこしめしてみました。
テーブルの花。星野リゾートの向こうを張ったわけじゃないんでしょうが、全体的に和モダン、あるいはハリウッド風の日本といった趣。
翌日は湯ノ湖まで上がってみました。
完全に逆光です。
よく整備された遊歩道をぶらぶら歩いていくと、木漏れ日に緑の苔がきれいです。
時折モミジやナナカマドが赤くなっています。
湯滝の滝口
湯滝の途中
湯滝(総合的・俯瞰的視点)
湯滝(個別・具体的視点)
同上
これはどっち方面でょうか? 多少色づいていはいます。
華厳ノ滝
藤村操はどこらへんに立って、ホレーショの哲学を曰く「不可解」と断じ、「大いなる悲観は大なる樂觀に一致する」と悟ったのでしょう。享年16。担任だった夏目漱石が自殺直前の授業でかなりきつく叱ったとも言われているようです。これが漱石後年の神経衰弱の原因の一つとも。
この日もまたフラフラとリッツに入ってしまいました。
中禅寺湖に面した芝生の庭。
第二いろは坂と立木観音に行く道とに挟まれたところ、大鳥居の直ぐ側に建っています。玄関は第二いろは坂側ですが、誰だってこっちの芝生の庭から入って来たくなりますよね。
実は数年前までここに日光レークサイドホテルというのが建っていました。戦前からの歴史あるホテルで、かつてはレーキサイドホテルと言っていたらしい。中禅寺湖畔では中禅寺金谷ホテルと並ぶ老舗ホテルでした。レークサイドホテルも東武の資本が入っていましたが、建て変わったリッツも東武鉄道が出資しているらしい。この中央のモミジはレーキサイド時代からあったものだそうです。
ラウンジの内側からの景色。
うちに帰って夕方のニュースショーをつけたら、「いろは坂がモミジの見頃を迎えました」だとさ。
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