芝刈り ― 2019/11/02 17:21
雲がちょっと出ていたものの、今日もいい天気。ちょっと都合があって、1日早いんですが土曜日に芝生を刈りました。
芝生もバラもいい感じです。
芝生は多少スピードは落ちたようですが相変わらず成長を続けています。
芝刈り開始。ボーダーに沿って2周ほど刈ってから…
縦方向にサクサクと刈っていきます。
芝生もほぼ乾いていたので、さほど面倒なこともなく20分ほどで芝刈り終了。
アンナプルナ
ブルー・ムーン
クロティルド・スーペール(粉粧楼)
クリムゾン・グローリー
シャルル・ド・ゴール
ドゥフトゴルト
レディ・ヒリンドン
薔薇の名前は…
ルッカースの2段鍵盤とヴァイオリンとの取り合わせ。オリジナル状態のルッカースは上下の鍵盤が揃っていない。じゃあ、どうやって弾くのってお話。昨日のムファットと同じコンビ、チェンバロがヨハネス・ケラー、ヴァイオリンがエヴァ・サラディン。
コメント
_ おこちゃん ― 2019/11/08 18:17
_ デデ ― 2019/11/09 17:02
こんにちは。いやまた難しいことを…
現在作られるリュッカースのコピー楽器は上下の鍵盤が揃っていて、上下とも単独で弾くこともできれば、連結することもでします。リュッカースのオリジナルは上下の鍵盤が揃っていないので、2段を連結して弾くことはできません。
上のビデオではまず最初に『流れよわが涙』というダウランドの曲が演奏されますが、チェンバロは下鍵盤を使っています。
2曲目は『大公の舞踏会』というスウェーリンクの曲。ヴァイオリンの立ち位置がチェンバロの隣になって、チェンバロの譜面をのぞき込みながら弾いています。要するにチェンバロと同じ音を弾いているわけです。チェンバロは上鍵盤を使っています。この上鍵盤の音が譜面に書いてある実際のピッチです。逆に1曲目は下鍵盤を使っていましたから、これよりも5度低い音を鳴らしていたわけです。
3曲目は2声の宗教曲ですが、チェンバロは通常よりオクターブ高い弦を弾いています。上鍵盤なら4フィートと呼ぶんですが、下鍵盤でひいているので5度低くて6フィートと呼ばれる高さになります。
4曲目は再び上鍵盤。標準の8フィートに加えて4フィートを同時に鳴らして豪華な音になっています。
こんな感じで、当時の人は合奏を楽しんだんだろうと思いますが、現代ではこんな面倒なことはしないで、楽譜を移調して書き直します。ですからこんな楽器は誰も欲しがりません。ある意味実践的な考古学的アプローチと言ったらいいでしょうか。
現在作られるリュッカースのコピー楽器は上下の鍵盤が揃っていて、上下とも単独で弾くこともできれば、連結することもでします。リュッカースのオリジナルは上下の鍵盤が揃っていないので、2段を連結して弾くことはできません。
上のビデオではまず最初に『流れよわが涙』というダウランドの曲が演奏されますが、チェンバロは下鍵盤を使っています。
2曲目は『大公の舞踏会』というスウェーリンクの曲。ヴァイオリンの立ち位置がチェンバロの隣になって、チェンバロの譜面をのぞき込みながら弾いています。要するにチェンバロと同じ音を弾いているわけです。チェンバロは上鍵盤を使っています。この上鍵盤の音が譜面に書いてある実際のピッチです。逆に1曲目は下鍵盤を使っていましたから、これよりも5度低い音を鳴らしていたわけです。
3曲目は2声の宗教曲ですが、チェンバロは通常よりオクターブ高い弦を弾いています。上鍵盤なら4フィートと呼ぶんですが、下鍵盤でひいているので5度低くて6フィートと呼ばれる高さになります。
4曲目は再び上鍵盤。標準の8フィートに加えて4フィートを同時に鳴らして豪華な音になっています。
こんな感じで、当時の人は合奏を楽しんだんだろうと思いますが、現代ではこんな面倒なことはしないで、楽譜を移調して書き直します。ですからこんな楽器は誰も欲しがりません。ある意味実践的な考古学的アプローチと言ったらいいでしょうか。
_ おこちゃん ― 2019/11/10 22:07
デデさん、ありがとうございます。
ちょっと難しくて、はてな?ですが、でも曲を聴いていると、ふむふむ、なるほど…って感じです(^ω^) 面白いです。
思えば浜離宮朝日ホールでチェンバロの演奏を聴いて、
初めてこの楽器に興味がわいた感じです。
ネコふんじゃった、弾いてみたいです(笑)
ちょっと難しくて、はてな?ですが、でも曲を聴いていると、ふむふむ、なるほど…って感じです(^ω^) 面白いです。
思えば浜離宮朝日ホールでチェンバロの演奏を聴いて、
初めてこの楽器に興味がわいた感じです。
ネコふんじゃった、弾いてみたいです(笑)
_ デデ ― 2019/11/11 00:00
こんばんは。もう一つ面白いビデオがありました。いろいろな音色を味わえると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=gw8iYtccRnQ
音色の他に、指使いも特徴があります。ピアノの右手でドからオクターブ上のドまで弾く場合、番号でいうと123 12345といった具合にミからファに行くところで親指が中指の下をくぐりますが、この時代の指使いでは1234 3434といった具合に中指と薬指で交互に弾いたりします。(2分22秒あたり)
https://www.youtube.com/watch?v=gw8iYtccRnQ
音色の他に、指使いも特徴があります。ピアノの右手でドからオクターブ上のドまで弾く場合、番号でいうと123 12345といった具合にミからファに行くところで親指が中指の下をくぐりますが、この時代の指使いでは1234 3434といった具合に中指と薬指で交互に弾いたりします。(2分22秒あたり)
_ おこちゃん ― 2019/11/11 14:56
素晴らしい!
なんとなく、私の中の謎が解けてきました。
これだけ音色があれば、演奏を楽しむという表現がよくわかります。
ピアノの音と全然違うのは、打つとはじくの違いなんでしょうかね。
途中、しっかりと玄の音がした演奏があって、自分の知っているチェンバロの音と全然違うと思いました。
指使いなんか速すぎて、なんど繰り返して見たことか!(笑)
なにより装飾の豪華さに驚きました。(なんじゃこりゃ~って感じ)
なんとなく、私の中の謎が解けてきました。
これだけ音色があれば、演奏を楽しむという表現がよくわかります。
ピアノの音と全然違うのは、打つとはじくの違いなんでしょうかね。
途中、しっかりと玄の音がした演奏があって、自分の知っているチェンバロの音と全然違うと思いました。
指使いなんか速すぎて、なんど繰り返して見たことか!(笑)
なにより装飾の豪華さに驚きました。(なんじゃこりゃ~って感じ)
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連日のチェンバロの映像を見て、ここに戻ってきましたが、
(ここれはを見たとときは何も疑問に思わなかったという初心者)
チェンバロって、上下の鍵盤が一緒に動くものなのですか?
これは連動していないようですが(『上下の鍵盤が揃っていない』、読みました)、
まじまじとチェンバロの鍵盤を見たのは初めてだったので、初心者のための解説、よろしくお願いします。