そうだ京都、行こう7 ― 2015/06/08 16:58
京都最終日はドピーカン。帰りの新幹線に乗る前に駅近くのお寺を二軒ほどハシゴ。まずこちら。
バロックな門を通り抜けると阿弥陀堂
こっちが御影堂
二つの本堂のような建物をつなぐ廊下が立派。この幅の板って、今じゃそうは手に入らないでしょうねぇ。
仏さんより廊下の板ばっかりみていたら、面白いものを発見。節穴や木の割れ目を修復する埋木。修理した大工さんの腕自慢なんでしょうか、それとも単なる遊び心なんでしょうか。
さすがにこの広さじゃ雑巾がけじゃ間に合わない。職員さんがせっせとモップで拭いていました。
鬼瓦ならぬ「獅子瓦」。逆立ちしているようにも見えるんですが?
久々にすっきり晴れました。
でも乾いた風が清々しい。
この背後にある売店の軒下の地面に巨大な梵鐘が置いてあって、一応ロープで囲ってあったんですが、それが信長に滅ぼされた石山本願寺にあった釣り鐘で重要文化財なんだとか。そんなさりげなさからも歴史と格式を感じさせてくれます。
御影堂門と奥が御影堂
太鼓楼。幕末に壬生が手狭になった新撰組がここに引っ越してきたんだそうだ。お寺の一角で大砲を撃ったり、斬り合いをやったり、散々嫌がらせをやったんだそうですねぇ。まあ幕府子飼いのテロ集団ですから、長州派の本願寺を牽制するために送り込まれたんだと思います。
チェルカスキーの古い録音。ショパンのノクターン作品27-2。分散和音に乗って天国的なメロディーが歌われます。
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