パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィル 3日目2014/12/13 23:10

今日(12月13日)はオペラシティでカンマーフィルのブラームス3日目。ラルス・フォークトのピアノでコンチェルトの2番と、シンフォニーの3番。まず、最初に『大学祝典序曲』、これは盛り上がりますねぇ。誰でも知っているメロディが次々と現れます。「狐の歌」が2回登場して、ティンパニの裏打ちに乗ってクライマックスを作り出し、『ガウデアムス・イギトゥール』のコーダに突入するあたりかなりあっさりでしたが、まあ、あれでいいのかな???

このページで何度も取り上げたバーンスタインの演奏。まあ、これはレニーの踊りを楽しむビデオです。

続いてラルス・フォークトのピアノでコンチェルトの2番。細かいことはともかく、最初なんだか指が回っていないなぁって気がしたんですが、ソリストは尻上がりに調子を上げてきました。フォークトっていう人、弾き振りもするみたいですが、最初から照れもあるんでしょう。自分のソロは棚に上げてオケを煽るような仕草を見せたりしてちょっと緊張していたのかなって気がしました。でも次第にピアノに集中してきたみたいです。初日のとんでもなく汚らしい音はホールのせいで、ちゃんとしたところで聞いたら普通にきれいな音がしていました。見かけは立派なホールなんだけど悲しいですね。

プログラムの最後はブラームスの3番シンフォニー。思わずほほえみたくなるような田園風景が描き出されました。プログラムの副題に「ブラームス・クロノロギー」って書かれていましたが、第2楽章、一瞬だけど祝典序曲の『狐の歌』のフレーズが主題に重なって、クライマックスを作り出していくあたりが、カーボンアイソトープの検知器に引っかかったのかな??? 

今日もアンコールはハンガリアン・ダンス。もうやりたい放題。張飛が大見得を切るような音楽に笑い転げました。久しぶりに「外連」という言葉を思い出したよ。まさに外連味たっぷりな演奏でした。


今日は青空、ドピーカン。

クリムゾン・グローリー


芳純


パレード

イエロー・シンプリシティ

ストロベリー・アイス

オレンジ・マザーズデイ

ザ・マッカートニー・ローズ


レディ・ヒリンドン