アコーディオンのヴィル・グラーエ ― 2014/01/06 22:58
風が強くて、かなり寒い一日でした。天気はよかったんですが・・・
バラは残り少なくなってきました。
イエロー・シンプリシティ
チャイナ・ドール
レディ・ヒリンドンはまだまだ咲き続けます。
ザ・マッカートニー・ローズ
フレグラント・アプリコット
先日ちょこっと登場したアコーディオンのヴィル・グラーエ、何と言っても最大のヒットは『ロザムンデ』。ボヘミアの血が流れている人なんでしょうか、もともとのチェコの酒場の歌の雰囲気を残している演奏です。日本でも大ヒットしたレコード。
『ロザムンデ』がアメリカに伝わって『ビア樽ポルカ』に変貌を遂げます。アンドリューズ・シスターズの歌。
ヴィル・グラーエで『ハイデルベルクで恋をした』と酒の歌ををいろいろ。「ビールもってこい」とか「クラムバンブリ」etc.
ヴィヴァルディの"Agitata da due venti" ― 2014/01/07 23:20
今日はちょっと寒かった。最低気温は−2℃ぐらい。昼間も9℃ぐらいまでしか上がらなかったみたいです。明日・明後日は久々に雨だそうです。
正月にはバラを何本か移植しました。
まずアンナプルナ。思いの外大きくなって、北側のフェンスの外側に張り出しちゃいました。
それで30センチほど手前に植え替え。
ドゥフトゴルトも大きくなって隣のシャルル・ドゴールと重なるような具合になったので、70〜80センチ手前のヴェロニカの茂みの中に植え付けました。
ヴェロニカの植え込みの中にざっくりと穴を掘って植え付け。
ストロベリー・アイスも想定外に横に張ってしまったので植え替え。
咲いていた花は切り花にして、仮剪定してから1メートルほど左手前に移動。
玉突き式にミニバラやらスミレの類も移動しました。
今年は1月5日が寒の入りだったそうで、今日はバラに寒肥をやりました。この写真ざっと1メートル四方ぐらいですが、この端にバラが4本植わっています。
その真ん中あたりを狙って穴を開けます。バーベナとかヴェロニカなどの宿根草が植わっていますが、構わずにブロックで掘り上げます。
そこに肥料を投入。
使います肥料はだいたいこんな物。左からリン・カリ肥料(P:K=26:16)、その右がメインのぼかし(N:P:K=5.4:7.6:4.4、苦土=マグネシウム0.9)。濃い黄色の袋がバットグアノ(P=25、カルシウム25、珪酸20)、一番右が牛糞。どれも15キロから20キロの袋なんで、屋上まで運び上げるのが一苦労。これらを絶妙なさじ加減で、適当に混ぜ合わせて穴に放り込みます。牛糞は一つの穴あたりスコップに山盛り2杯ぐらい入れるんで、2袋ぐらい使っちゃいます。
牛糞を入れたら、全部をぐちゃぐちゃにミックス。
最後に掘り上げてあった土をそのままはめ込みます。何事もなかったかのようにして、あとは知らんぷりです。
穴を掘っていたら大きなミミズさんが出てきました。ミミズの生態はよく知りませんが、冬場は土の中で冬眠しているのかなぁ。また埋め戻しておきました。カニガラを定期的に(年に2回ぐらい)播いていると、土がふっくらして、ミミズが増えます。もちろんミミズは最初から屋上にいたわけじゃなくて、花苗の土に混じって運ばれて来たんだと思います。ミミズが増えると土がものすごくふかふかになるんですよねぇ。ですからミミズさんは屋上の宝物。
今日はヴィヴィカ・ジュノーの歌でヴィヴァルディの『グリセルダ』から"Agitata da due venti"(2つの風に煽られて)。バックはエルヴェ・ニケ。
バルトリ姐ちゃんのAgitata da due venti ― 2014/01/08 22:34
今日は夕方からバラバラ弱い雨が降り出しました。気温は12℃を越えて、生暖かい感じ。
バラの花はほぼ終わりました。クリムゾン・グローリーの最後の花。
マダム・アルフレッド・カリエール
ナデシコはまだ咲いています。
秋頃に比べるとさすがに花数は減ったように思うんですけど・・・
これは1月1日の写真。夕日がちょっときれいでした。
スペクトラ
移植する前のストロベリー・アイス
バルトリ姐ちゃんのAgitata da due venti、いわゆる十八番。まず、テアトロ・オリンピコの有名なライブから。
もう一つ同じ曲。イル・ジャルディーノ・アルモニコとのライブ。お客さんが総立ちになっていて、アンコールのようです。
第5回読響メトロポリタン・シリーズ シューマンのピアノコンチェルト、ラヴェルのスペイン狂詩曲 etc. ― 2014/01/10 19:50
昨日(1月9日)は池袋の芸術劇場で読響を聞いてきました。サントリーもオペラシティも音がイマイチというわけで、読響は池袋で月2回のコンサートをやっていくみたいです。
指揮者はシルヴァン・カンブルランという人。なかなかレパートリーが広い人みたいで、この日のプログラムもなかなか凝ったものでした。まずシューマンの「マンフレッド序曲」。あまり聞いたことのない曲ですが、形式よりも内容を重視するシューマンらしく、モコモコっとして捉えどころのない感情の移ろいを表現した音楽なんでしょう。読響の響きがこのロマンティックな音楽にぴったり。とりとめのない悲しみや苦悩を美しく歌い上げていたと思います。
2曲目がソリストにロジェ・ムラロを迎えて、シューマンのピアノコンチェルト。マンフレッドよりは前に書かれていて、私が思うには幸福の絶頂期のシューマンの音楽じゃないかと。クララとの結婚をクララの父親のヴィークが認めてくれたころの音楽。このピアノコンチェルトはCDでも名演が少ないので有名ですが、まして実演となるとまず良かったなぁっていう演奏に出会ったことがありません。ピアノがいいとオケがダメだったり、指揮者がぬるかったりして、なかなか難しい。ムラロっていうピアノ弾きはなかなかのテクニシャンと見ました。それから芸術劇場のシュタインウェイが名器。音色の美しさは堪能しました。オケも指揮者も良かった。第二楽章の叙情。第三楽章の複雑なリズム。どこを取り出しても第一級のシューマンだったと思います。ただピアノが・・・すごくうまい人なんだけど、ちょっと食い足りないところがあったとすれば、第三楽章かな。幸せたっぷりなシューマンというよりは、ちょっと老成しちゃったロマンチストっていう雰囲気。もっと若々しくテンポにしろリズムにしろ縦横無尽に弾いも良かったんじゃないかな。というわけで、今でもこの曲の最高の名演はこれ。(リパッティ&カラヤン)
(なおアンコールに、ショパンの有名な嬰ハ短調のノクターンが演奏されました。)
後半はラヴェルを2曲。まず高雅で感傷的なワルツ。ラ・ヴァルスとともにラヴェルの代表的なワルツ。読響の響きがここでは一変して、繊細かつダイナミックで、きらめくような色彩をもった音の洪水を紡ぎ出してくれました。それに続いてスペイン狂詩曲。華やかな民族色を鮮やかに描き出した名演。そしてアンコールにカルメン前奏曲。いやあ、正月らしい肩の凝らない気軽で楽しい名曲コンサートでした。
ヴィヴァルディの『バヤゼット』から ― 2014/01/11 23:09
このところかなり寒い日が続いています。最低気温3℃、最高気温7℃。凍えますねぇ。
寒いんですが空は真っ青。
最後のパパメイアン。
イエロー・シンプリシティはまだもう少し咲きそうです。
ザ・マッカートニー・ローズはこれでおしまい。
ちろっ
トムピリさん
新しいレンズを試してみました。
お月様
ヒコーキ
かなり鮮明になったような気もします。
ヴィヴァルディの「鰺たた」の歌 “Agitata da due venti” ですが、この曲は『グリセルダ』だけじゃなくて『バヤゼット』というオペラにも登場します。いわゆるパスティッチョとうやつで、自分の曲も他人が作った曲もごったまぜにして、本来の脈絡とは別のシチュエーションにはめ込んでしまうという作曲技法(???)。アラスカの歌姫ヴィヴィカ・ジュノーのが歌う『バヤゼット』の “Agitata da due venti” です。30分近くある録音セッションの風景ですが、一曲目がこのアリア。
日本では横浜の古い小屋で2日間だけ上演されましたが、1幕9場でこのアリアが飛び出してきたときにはぶったまげました。この下あごの動きは一体何だ。
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