ドレスデンのオペラ舞踏会2011/09/11 23:18

暑い! ただそれだけ。


芝生もなかなか伸びてきません。でも、小さな葉っぱが増えてきているのは確かです。








ところで、ウィーンのオペラ舞踏会当日は、オーパンリングを中心に大規模な交通規制が行われて、オペラ周辺はピリピリした雰囲気、猫の子一匹入り込む隙もなさそうなんですが、ドイツにはもうちょっと庶民的な舞踏会もあるみたい。たまたま見つけた


エルベ川の畔のドレスデンは、旧東ドイツの古都。ゼンパーオーパーは 小さいけど美しい建物です。ワグナーの『タンホイザー』、『さまよえるオランダ人』、リヒャルト・シュトラウスの『サロメ』、『ばらの騎士』なんかが初演された小屋です。ここの舞踏会のデビュタントのオープニング・ワルツは、バレエの群舞のように整理されたダンスになっています。曲はヨハン・シュトラウス(Jr)の『エルベ河畔』。初めて聞く曲ですニャー。文字通りご当地ワルツ? ちなみにこの川、チェコを流れているときにはヴルタヴァ(モルダウ)川と呼ばれています。ウィーンと違って、小屋の前の広場に大型スクリーンを設置し、パブリックビューイングをやっています。真冬ですからオーバーやダウンジャケットを着込んだ市民が大勢集まって、スクリーンから流れてくる音楽に合わせて楽しそうに踊っています。というか体をゆすっています。

おまけ



デビュタントのダンスは、のんびりとしたチェコの民族舞踊なんでしょうねぇ。
2010年の4分28秒に注目。酔っ払いの鉢巻きは、蝶ネクタイでもOK!