バスティアニーニが歌う『妖精の瞳』2014/03/12 21:40

今日は最高気温が17.5℃。シャツ一枚でちょうどいい。ただ空は汚いですねぇ。どんよりとして靄がかかったような空。

空はともかく、芝生はずいぶん緑になってきました。

明日はまとまった雨が降るんだそうで、芝生も一段と緑が濃くなるでしょう。



いつの間にか、スミレの花数が増えてきました。



ヴェロニカ。つぼみがたくさん付いています。


黄色のクロッカスはそろそろ終わりに近づいています。

今年は咲き始めが半月ぐらい遅かったためか、今頃になって紫と白が同時に咲き始めています。












久々にエットーレ・バスティアニーニ。今日は19世紀から20世紀初頭の人、ルイージ・デンツァー作の『妖精の瞳』。作曲の先生はメルカダンテ。一番有名な作品は『フニクリ・フニクラ』。その次に知られているのがこの曲。いわゆるカンツォーネというのかナポリターナの定番でございます。

O begl'occhi di fata,
o begl'occhi stranissimi e profondi...
Voi m'avete rubata
la pace della prima gioventù.

Bella signora dai capelli biondi
per la mia giovinezza che v'ho data
mi darete di più.

O sì, voi mi darete dei vostri baci
la febbre e l'ardore!
Trepidante sarete
tra le mie bracie aperte...
tra le mie bracie aperte
e sul mio cor.

Della mia gioventù prendete il fiore.
Del mio giovine sangue l'ardore prendete.
Ma datemi l'amor,
ma datemi l'amor!

美しい目よ
妖精のような瞳
我が青春の安らぎ奪いし目よ

美しい人貴女は
安らぎに代え何をくださるのか
貴女は震えながら
熱いくちづけくださるでしょう
私と堅く堅く抱き合うでしょう

お摘みなさい我が花を
受け取りなさい情熱を
そしてください貴女の愛