スカラ座の『ロメオとジュリエット』バルコンの場2014/02/01 22:32

ポカポカと暖かい一日。もう2月なんですね。3日が節分、4日が立春。気象の記録を見ると3日を境に気温が徐々に上昇していきます。冬至から夏至までの1/4というだけじゃなくて、はっきりと春への転換点になっています。


アリスター・ステラ・グレイ

クリムゾン・グローリー

フレグラント・アプリコット


レディ・ヒリンドン。今日はレディ・ヒリンドンの枝もかなり切りました。ポカポカ暖かかったので、ついでに石灰硫黄合剤を4倍に薄めてバラに塗りました。例の自殺が多発して合剤が手に入りにくくなったので、とりあえず100cc。

最後のミニ。

オレンジ・マザーズデイ


ナデシコ、頑張ってます。














スカラ座の『ロメオとジュリエット』。アンヘル・コレーラとアレッサンドラ・フェリ。

ロイヤルバレエ『ロメオとジュリエット』、吉田都&スティーヴン・マックレー2014/02/02 21:45

ポカポカと暖かい日曜日。花壇の草を抜いたり、芝生にちょっとスパイクをしたり。

北側一等地の花壇。

その東側。去年植えたツツジが大きくなってきました。


クリムゾン・グローリーとクロチルド・スーペール(粉粧楼)が寄せ植えになっている後ろにツツジが植わっています。花の時期はツツジが目立つようにしてあります。


だいぶ日が長くなってきましたが、芝生はあと一月の辛抱です。

3階のバルコニーで出会ったジュリエット・・・じゃなかったクロかあちゃん。ぺろぺろ。

3階から屋上に上る階段の下もバルコニーになっているんですが、普段人間が入らないので、ネコさんズの憩いの場。昼過ぎまで良く日が当たります。

「何よ?」  こいつら家猫のくせにノラの生活を満喫しています。人間が来ないところを見つけては自分たちの縄張りにしています。

ストロベリー・アイス



気温、湿度、高度・・・諸々の条件がぴったり揃うと、ヒコーキ雲ができます、たぶん。


これはいつもの787。





吉田都のロイヤルバレエ・ラストステージみたいです。バルコニーの場。

ロイヤルバレエの『ロメオとジュリエット』 吉田都のジュリエット2014/02/03 21:05

18℃ですよ。すっかり春ですねぇ♫ でも明日は雪が降るんだそうだ。

春の息吹


年がら年中咲いているナデシコ


毎度お馴染み、遊覧飛行でやってくる朝日航空のセスナ機。

これは近頃アメリカで事故を起こしたアシアナ航空かな。


これは遠くてよくわかんねぇ。


夕日に照らされています。

これから夜間飛行でしょうか。でも地球の自転と逆方向に向かっているから、ず〜っと夕方? そんなこたぁないよね。

すっかりお馴染みのストロベリー・アイス。こんなのしかバラが残っていない。

スミレ

こぼれ種から生えてきたスミレ。

黄昏








昨日に続いてロイヤルバレエの『ロメオとジュリエット』。吉田都のラスト・パフォーマンス。ロメオとジュリエットの出会いとジュリエットのヴァリアシオン。日本でやる時って明大のマンクラ関係者あたりがピットに入るのかなぁ。ほかにマンドリンをやっている人間に心当たりがないんだが。

立春 早春賦、春への憧れ2014/02/04 20:38

立春の今日、最高気温は真夜中に10.8℃、最低気温は夕方5時に0.2℃。雨からちょこっと雪が降って、道路がうっすら白くなりましたが、すぐに融けました。雨量(降雪量)5ミリぐらいかな。積雪はゼロ。


残り少なくなったアリスター・ステラ・グレイ






久々にクロチルド・スーペール(粉粧楼)。果たして開くのか。

まだ頑張ってます、フレグラント・アプリコット。

芝生は今頃が一番寂しい状態。



レディ・ヒリンドン



ストロベリー・アイス







今日は立春。

春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず

氷融け去り 葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か


モーツァルトの『春への憧れ』K.596 エリカ・ケートの歌です。

Komm, lieber Mai, und mache 
die Bäume wieder grün,
und laß mir an dem Bache 
die kleinen Veilchen blüh'n!
Wie möcht' ich doch so gerne 
ein Veilchen wieder seh'n!
Ach, lieber Mai, wie gerne 
einmal spazieren geh'n!

Zwar Wintertage haben 
wohl auch der Freuden viel:
man kann im Schnee eins traben 
und treibt manch' Abendspiel;
Baut Häuserchen von Karten, 
spielt Blinde Kuh und Pfand;
auch gibt's wohl Schlittenfahrten 
aufs liebe freie Land.

Doch wenn die Vöglein singen, 
und wir dann froh und flink
auf grünen Rasen spingen, 
das ist ein ander Ding!
Jetzt muß mein Stechenpfendchen 
dort in dem Winkel steh'n,
denn draußen in dem Gärtchen 
kann man vor Kot nicht geh'n.

Ach, wenn's doch erst gelinder 
und grüner draußen wär'!
Komm, lieber Mai, wir Kinder, 
wir bitten gar zu sehr!
O komm und bring' vor allen 
uns viele Veilchen mit!
Bring' auch viel Nachgallen 
und schöne Kuckucks mit! 

来て、大好きな五月よ、
木々をまた緑にしてね
そしてぼくに見せて 
小川のほとりに小さなスミレが咲くのを
なんてうれしいこと 
またスミレを見られるのなら
ああ、大好きな五月よ、とても嬉しいよ 
もう一度外に出られて!

もちろん冬の日だって
楽しい遊びはあるよ
雪の中を駆け回れるし 
夕暮れには家で遊べる
トランプの家を建てたり 
目隠し遊びやゲームもできる
広い野原の上を
そりで走りまわることだって

でも、小鳥たちが歌い 
ぼくたちが元気にはしゃいで
緑の草原の上ではね回れるなら 
それはまた違う話だ!
今、ぼくの竹馬は
片隅に立てかけたままだ
だって、表の庭は泥んこで
誰も出られないんだから

ああ、でも外がもっと暖かくなって
緑で一杯になってくれさえすればいいんだ
来てよ、大好きな五月よ、
ぼくたち子供は待ち焦がれている!
来て、そして何よりもまず
スミレをたくさん咲かせてよ
それからたくさんのナイチンゲールと
きれいなカッコウをつれてきてよ 

そしてモーツァルトの最後のピアノコンチェルト第27番から第3楽章。

新国立劇場 『蝶々夫人』2014/02/06 16:25

春分の日(2月4日)の夕方に雪がちょこっと降りました。ほとんど積もらなかったんですが、5日の屋上の様子。


昼頃にはもうほとんど融けていました。


一番日当たりの悪い南側の花壇。

東側の花壇。


北側は日当たりがいいので、完全に融けています。

芝生は少しずつ緑が増えてきたような気がしないでもない・・・



アリスター・ステラ・グレイ

クリムゾン・グローリーの最後のつぼみ。咲くかなぁ?



クロッカスはまだ咲いていません。今年はちょっと遅い感じ。

これはつぼみかなぁ?


ナデシコはよく咲いています。

最後のオレンジ・マザーズデイ


ストロベリー・アイス




昨日(2月5日)は二国で『蝶々夫人』を見てきました。栗山民也のこの演出での上演は何回目になるんでしょうか。3回目かな4回目かな。舞台写真はここの下半分<2月2日の公演記録>。スタッフ&キャストはこのあたり

初日だけヒロインのチョチョサンが風邪をひいたんだかで、代役が立ったそうですが、2日目からはヴルカリドゥが歌いました。この人、この役を歌いたいがために歌手になったというだけあって、まさにチョチョサンのイメージを体現したような姿と声。可憐な雰囲気を漂わせながら、しっかりと低音も聞かせます。これを聞けたのはホントにラッキーでした。

領事シャープレスは甲斐栄次郎のはまり役ですが、この日もみごとな歌と演技を披露。シャープレスとスズキが安定していると舞台が締まるんですよね。でそのスズキの大林智子も抑えた演技ながら、チョチョサンの人生をじっと支える女中の心情をみごとに歌っていました。シャープレスもスズキも周りの人間はみんなわかってるんですよね。ピンケルトンが戻ってこないことは。でも誰も言い出せない。この心の内の表現がスズキの真骨頂。第2幕の軍艦が入港するのを2人で見守るあたりの二重唱は、主役と堂々と渡り合うみごとな歌でした。

いつも思うんだけど二国の合唱はいいね。今回も1幕の婚礼のシーンの女声合唱。透明で、しかもしっとりとした色気さえ湛えたみごとな合唱。

そしてもう一つ、ケリー=リン・ウィルソンという指揮者がよかったねぇ。最初のフーガはてきぱきと切れ味鋭くやったかと思えば、歌わせるところはたっぷり歌わせる。余白にも色気が感じられる指揮ぶり。もうちょっと聞きたい指揮者でした。東響も先日のカルメンとは打ってかわって、粘りと艶のある音を響かせておりました。