三平の『源平盛衰記』2013/08/06 22:58

最高気温33.5℃。予想通りに夕立がありましたが、あまり気温は下がらず。夜の10時を過ぎても26℃以上です。でも庭木に水をやらなくて済んだので、助かりました。

雨が降ってきたんで、ネコさんズはワクテカです。

トムピリさんは雨の中でも平気で出て行きますが、さすがにこの降りじゃ・・・

このところ夕立が降り始めるとバルコニーに出て、雨をじっと眺めています。


よいしょ。こっち側も降っているかな?

いいね、よく降っている。




「昔、吉原にはライオンがいたと申し上げましたが、花魁の間違いでした」てなもんで、「三平は落語をやりませんでした、じゃなくてたま〜にやりました」が正解。こんな珍しい映像がありました。

『源平盛衰記』というと、七代目の正蔵、それから文治、それに立川談志が有名ですけど、三平も父親の正蔵から習ったというか、このビデオの中で話しているように、父親が語っているのを盗んだんだそうです。でも忘れちまって、思い出すために10歳以上年下の談志に習いにいったんだそうです。Wikiでは三平から談志が習ったとなっていますが、これは逆みたいです。

三平の噺の中味は、祇園精舎、倶利伽羅峠(くりからとおげ)をさらっとやって、義仲入京、義経頼朝黄瀬川対面、鵯越(ひよどりごえ)の逆落とし、那須与一扇の的という経過で、もう一息なんですが最後のオチまでは語っていません。祇園精舎を語ってオチをやらないってのは、まさに片手落ち、なんちゃって・・・談志版のような清盛と常磐御前、袈裟御前と文覚のエピソードも語られません。大昔の人だからよくわかんないけど、七代目正蔵の噺はどうだったんでしょうね?