踊るチェリビダッケ ― 2013/05/14 20:37
今年2回目の28℃。暑い! 屋上にいるだけで汗が滴ります。
アンジェラのスタンダード。下は左から、ムーンシャドー、楽園、コルデス・ペルフェクタ
楽園
コルデス・ペルフェクタ 色、香り、姿、どれを取ってもパーフェクトなバラ(だと
コルデスさんは思ったんでしょうか)
孫悟空が天宮で盗み食いした桃にそっくりなバイオリーナ。
ついでによく似たストロベリー・アイス
クリムゾン・グローリーも本格的に開き始めました。
クロチルド・スーペール
日本名、粉粧楼
ボーリングしがちがバラですが、今年は天気がいいので開きそうです。
シャルル・ドゴール
ラ・フランス 明治時代に日本に入ってきたんですが、西郷さんが大枚を叩いて買おうとしても売ってもらえなかったんだとか。その当時は「天地開」という名前だったそうです。
コロコロした花がたくさん咲くバラです。
花
インカ
アイリスはそろそろ終わりに近づいています。
プランセス・ド・モナコ
ザ・マッカートニー・ローズ
今日は何の脈絡もなくリファレンスでめっけたチェリビダッケ。チェリビダッケというと最晩年にしつこいくらい来日した時の記憶が強烈に残っています。例えばこれ。椅子に座りっぱなしで、とてつもなく遅くて雄大でクリアーなサウンドを鳴らしていました。
読響にも何度か振りにきて、その都度名演を繰り広げましたが、若い頃の映像が転がっていました。多分、「フルトヴェングラーと巨匠たち」っていう映画の一コマ。敗戦後の1950年ベルリンの昔のフィルハーモニーの廃墟の上で演奏するベートーヴェン。フルトヴェングラーを始めとするこの時代の録音、演奏がかなりひどいのが多いんですが、このベルリンフィルのクリアーなサウンドは晩年のチェリビダッケからまさに想像される響きですねぇ。当時から徹底してオケを鍛え上げる指揮者だったみたいです。
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