梅雨入り?2025/06/09 14:52

これから明日にかけて雨が降るんだそうだ。そうすると梅雨入りになるかも、という話だ。嫌な季節ですねぇ。この頃から芝生の病気が蔓延して、毎年手のつけられない状態になるんだけど、ケンタッキーブルーグラスからファーレンハイト90に替えたお陰か、夏場の病気があまり目立たなくなってきてはいます。今年はどうなるんでしょう。

本日は曇天。気温は26℃ぐらい。湿度が高いのか動くと汗が出ます。動かなきゃいいってことです。

朝から曇って、ちょっと薄日が差す程度。


イエロー・シンプリシティ


パパメイアン


ラ・フランス


インカと白百合


2番花でちょっと賑わってきました。




オールド・ブラッシュ


ビデンスが元気です。


昨日芝刈りをしたばかりで、芝生はいい感じ。


トクサの鉢のナデシコがまた咲いています。




レザール・フロリサンの結成40周年記念コンサートから。クリスティ爺さん40年前とほとんど風貌が変わってないのは、40年前からかなりの老け顔だったからかな。近頃何かと抵抗勢力のハーバード出身だけど、ちょうどベトナム戦争と大学時代が丸かぶりでアメリカには愛想を尽かしたのかもしれない。ヨーロッパに渡ってからは、ルネ・ヤーコプスのコンチェルト・ヴォカーレのコンティヌオ奏者を長らく務め、数々の名盤を残しています。レザール・フロリサンを結成してからはフランス古楽界を牽引してきたと言っても過言ではないでしょう。

まずはデーハーなヘンデルの戴冠式アンセム『祭司ザドク』。ジョージ1世は「君臨すれど統治せず」の嚆矢となった王様。要するに英語ができなかったんで、内閣に丸投げしていたわけです。たまたまヘンデルのハノーファー時代の殿様だった人物で、それがイングランドの王様になっちまった次第。そのジョージ1世の息子がジョージ2世。その戴冠式のためのアンセムです。あまりにも壮麗な音楽なんで、その後も今に至るまで歴代の戴冠式で演奏されるようです。30年ぐらい前には編曲されて、UEFAチャンピオンズリーグのアンセムにも使われています。

本題に戻ってレザール・フロリサンの記念コンサートから、戴冠式アンセム『祭司ザドク』。コンマスの席に座っているのはこれも懐かしいヒロ・クロサキです。ウィーン生まれで、ザルツブルクのモーツァルテウムの教授。バルセロナのアカデミーでも教えているんじゃなかったかな。若い頃は細面で寿司屋の板前風だったんですが、次第に膨らんできて、しかも来日するたびに日本語がどんどんおかしくなっていく人物です。