パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィル ブラームスの4番、ドッペルコンツェルト他 ― 2014/12/14 21:39
今日(14日)は総選挙の投票日で、ドイツ・カンマーフィルの最終日。最初に『悲劇的序曲』。次にヴァイオリンとチェロのドッペルコンツェルト。ソロはクリスティアン・テツラフとその妹でこのオケでチェロを擦っているターニャ。昨日のピアノコンチェルトでステキなソロを聴かせてくれた人です。オケのイントロに続いてチェロの長々しいソロ。うまかったねぇ。よく歌い、よく語り、しかも新鮮な果実のようにみずみずしく艶やか。クリスティアンのヴァイオリンも負けていない。ホントによく歌いよく語る音楽。第二楽章はまさに歌の競演。第三楽章、ハンガリー民謡風のロンドのテーマに乗って楽しい踊りの始まり始まり。二つの楽器が交互に同じことをやっていくことが多い曲ですが、決して退屈しない。二人のソリスト、それにオケと指揮者のいずれも気を抜く瞬間がない。常に自らの音楽を主張し合う、はらはらドキドキの展開。実演で聞く機会はあまり多くない曲だと思いますが、こういう演奏をしてくれたらなかんかいいじゃない。アンコールはコダーイの二重奏曲。これも熱のこもった演奏。
後半はシンフォニーの4番。オケのメンバー全員の音楽をする喜びが重厚な音に乗ってステージから発散されます。どの曲もそうでしたが、緊張が緩む瞬間がない。無意味な音が一つもない。逆に言えばあらゆる瞬間に主張が込められた音が発せられる。ブラームスの書いた音楽のすべての音が意味を持って立ち現れてくる、そんな希有な時間を共有できてホントによかったです。アンコールはまたまたハンガリアンダンスを2曲。そして最後にシベリウスの『悲しいワルツ』で静かにフィナーレを迎えました。
今日もいい天気でした。でもちょっと寒くなってきたかな。また寒波が来ているらしい。
気恥ずかしくなるくらいのドピーカン。
ハツユキカズラ
白っぽいのは新芽なんですが、きれいに紅葉しています。
レディ・ヒリンドン
ニコル
スペクトラ
少しずつ葉っぱをむしっています。
オールド・ブラッシュ
夏の名残のバラ=the last rose of summer
ナデシコ
オレンジ・マザーズデイ
ANA
ミニスカ・スッチー機 エアバスってやつかな。
楽園
レディ・ヒリンドン(手前)、ニコル、ザ・マッカートニー・ローズなど。
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