タングルウッドの奇跡 ― 2014/09/25 16:39
昨日からの雨量総計で6ミリ。予想屋の言う通り、実によく降りましたねぇ。
秋の花壇
ザ・マッカートニー・ローズ
アンナプルナ
アンジェラ
アリスター・ステラ・グレイ
アリスター・ステラ・グレイとオレンジ・マザーズデイ(赤)
鶴丸
私だって飛ぶんだから
レディ・ヒリンドン
サハラ
マダム・アルフレッド・カリエール
スペクトラ
Midoriというとまず思い出されるのが14歳の夏。
今にして思うと15歳か16歳の頃だったか、当時アメリカNo.1と言われたセントルイス交響楽団のソリストとして来日。最初大阪でやった演奏会が大変な反響を呼んで、私も1万円札を握りしめてサントリーホールの当日券売り場に並びました。いやあ、ホントに凄い演奏でした。メンデルスゾーンのコンチェルト。砂川しげひさという漫画家が週刊朝日に連載していた「コテン氏の音楽帳」だったか、そんなような音楽批評のページで、Midoriちゃんだけ描いてオケと指揮者がモヤモヤとなっている「霞んでいる指揮者とオケ」みたいな漫画を載せていましたねえ。あれはちょっとした事件でした。
それから2年後(?)ぐらいだったか、昨日紹介したカーネギー・ホールのリサイタルと同じ曲目を上野の文化会館で演奏しましたが、この時にはあのサントリーほどの感動はなかった。セミの抜け殻のような音楽になっていました。
天才少女から大人の演奏家になれなった惜しい人です。大学で心理学を専攻したそうですが、心の負担が重すぎたんでしょうねぇ、自分が心の病を患ってしまったりして演奏家としての生命はほぼ終わってしまいました。でもあの輝いていた14〜15の頃の演奏は忘れられません。
新聞社やらマスコミが弟をデビューさせましたけど、これから先、偉大なるお姉ちゃんの影を追い求めていくのかな?
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