伝ペルゴレージ『ニーナ』2014/02/19 22:25

大雪から5日目になるんでしょうか。屋上の雪はほぼ融けましたが、関東甲信越各地で未だに孤立集落がたくさん残されているそうです。一日も早い復旧が望まれるところ。





南側の一画を除いて、屋上の雪はほぼ融けました。

一番日当たりがいい北の花壇ではクロッカスがどんどん開いています。数えると10ぐらいは咲いているかも。



スミレの花も多くなってきました。雪をかぶっても丈夫ですニャー。








ペルゴレージ作とされていた『ニーナ』、実際にはレグレンツィオ・ヴィンチェンツィオ・チアンピが作曲したんだそうです。18世紀の前半から半ば過ぎぐらいの人ですね。正確なタイトルは『ニーナが床に臥して三日になる』。中学か高校の音楽の教科書にも登場する有名な歌曲ですが、出だしはニーナの死を暗示する暗い調子。でも死人を目覚めさせようとするかのような「笛よ、太鼓よ、シンバルよ、起こしておくれ」あたりの曲調の変化が面白い曲。

Tre giorni son che Nina
in letto se ne sta
Pifferi, timpani,cembali,
svegliate mia Ninetta,
acciò non dorma più.

ニーナが床に臥してから
三日経った。
笛よ、太鼓よ、シンバルよ、
起こしておくれ、わたしのかわいいニネッタを
もう二度と眠らないように。