声明とかホーミーとか散華とか2014/05/23 22:05

荒天が2日続いた後、今日はどんより曇って比較的しのぎやすい一日でした。最高気温は23℃ぐらい。

アンナプルナ、ナデシコ、ノースポールなど。

アンナプルナってホントに形がきれいで、真っ白なバラです。


今年初登場のチャイナドールです。

クリムゾン・グローリー。戦争中も唯一イギリスで生き延びた、ドイツ原産のバラ。イギリス人が大好きなバラなんだそうです。とにかく横に広がって、花数が多くて、ずーっと咲き続けます。



イエロー・シンプリシティ、ナデシコ、ビオラなど。

イエロー・シンプリシティがだんだんと満開に近づいてきました。


名残のビオラとノースポール。

去年の春に種をまいたナデシコが、とんでもなく巨大になっています。



ミニバラが真っ盛り。





インカ


コルデス・ペルフェクタ

パレードはそろそろおしまい。花びらがはらはらと散り始めています。

パパ・メイアン




バラの花びらがはらはらと散っています。散華といえば・・・
声明ですね。中でも真言密教の声明のデーハーなコスチュームとパフォーマンスは刮目に値します。(散華は2分50秒あたりから。本来は蓮の花びらを撒いたんだそうですが、現在では紙吹雪をまき散らしています。)

チベットからインドに亡命したラマ僧の声明。人間の声帯が出せる限界に近い重低音の中から、倍音がほのかに立ち上って聞こえてきます。

重低音の上に響く倍音を使った音楽はホーミーと呼ばれます。ホーミーはモンゴルから中央アジアのあたりでよく口琴と一緒に演奏されます。ヤクーツクのホーミーのコンクールかな(?)。女性もとんでもない重低音を唸ってます。