太陽がいっぱい ― 2019/03/27 15:49
アラン・ドロンの出世作。パトリシア・ハイスミス原作のピカレスク・ロマン。あの日も眩しい光に満ちていました。
ピカレスクというよりは人間の不条理を描いたカミュの『異邦人』。その中で主人公は殺人の動機を「太陽が眩しかったから」と陳述しています。
石原慎太郎の『太陽の季節』は、湘南の海辺で自堕落な生活を送る高校生の話。この主人公も単に馬鹿でアホなだけで、ピカレスクとはチョット違う。頭の中が空っぽなガキだ。あまりにも稚拙な文章だったために芥川賞の選考会でかなり揉めたと聞いておりますし、文春の内部でもノミネートに反対する人もいたらしい。まあともかくこの小説が、甘ったれでひ弱なガキを「太陽族」と呼ぶきっかけとなったのは確か。
ともかく「太陽」にはなぜか「海」が付きまとう。山だっていいのにと思うんですが。でも、山はやっぱり『風雪のビバーク』とか『氷壁』とか『北壁の死闘』とか、寒々とした状況の方が物語を作りやすいのかなぁ。
うちの屋上も「太陽がいっぱい」
最高気温20℃、最低気温6.7℃。
アイリスの花芽が上がってきました。
ヴェロニカの茂みの中の緑はケマンソウ(=タイツリソウ)
モミジの真っ赤な新芽
ムスカリ
スノー・フレイク
ヴェロニカは満開になりました。
スミレの類いも満開
太陽がいっぱい。ルネ・クレマン監督、音楽はニーノ・ロータ。うまく編集されたトレーラーというか、アブストラクトです。

























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