読響 ワシリー・シナイスキー&デニス・コジュヒン ラフマニノフPCon.2、ストラヴィンスキー <プルチネッラ>、<火の鳥>2014/05/11 21:34

最高気温26℃。暑い一日でした。昨日は気温も上がった上に強風が吹き荒れて、屋上はカラカラに乾燥しています。今日は水をたっぷりと撒きました

右はマダム・アルフレッド・カリエール(白)とパレード。左はスペクトラ。

赤いパレード

マダム・アルフレッド・カリエール

スペクトラ

一輪だけ開いたアンナプルナ。純白のバラです。

クロチルド・スーペール(粉粧楼)

香りのバラです

ここらへんみんな香りのバラ。クリムゾン・グローリー



クリムゾン・グローリーの隣に咲いた花。名前は知りません。球根です。

シャルル・ドゴール


インカ

マーガレットの茂みの中のミニバラ

今日の花。オレンジ・マザーズデイ

プランセス・ド・モナコ

パパ・メイアンとラ・フランス(ピンク)

パパ・メイアン

アリスター・ステレ・グレイなど。


アンジェラが咲き始めました。下は楽園。

レディ・ヒリンドンのスタンダード、下はラ・フランス(ピンク)とパパ・メイアン。


マダム・アルフレッド・カリエールとパレード




昨日(5月10日)は風は強いもののいい天気で、昼過ぎにぶらっと出かけて池袋の芸術劇場で読響を聞いてきました。

シナイスキーは1947年ロシア生まれ。モスクワ音楽院出身でモスクワ・フィル、ネーデルランドフィル、ロシア国立響(スヴェトラーノフがやっていたオケ)、BBC、マルメ・・・ 何となくヤンソンスの経歴にかぶりますね。おまけに73年にはカラヤン・コンクールで優勝しています。


ただヤンソンスと大きな違いは、音楽的により誠実さが感じられるところかな。ヤンソンスの音楽に虚構を感じるかと言われると、確かにその通りと答えざるを得ないんですが、シナイスキーの音楽からは虚飾がない素直な響きが聞き取れます。

1曲目はグリンかの<ルスランとリュドミラ>序曲。ロシアのソビエトの指揮者特有の軽快で豪快な演奏。でも曲芸的な演奏ではなくて、メリハリの利いた快適な音楽。読響はうまくなったね。

2曲目は、ラフマニノフのピアノコンチェルト第2番。ソロはデニス・コジュヒンという人。どこかのコンクールで優勝して、ただいま売り出し中の27歳。あ、エリーザベトで優勝したんだそうだ。テクニシャンと見受けましたが、如何せん非力に聞こえたんですが、これはピアノのせい。後半の火の鳥に使ったピアノの方が、芸術劇場のNo.1スタインウェイで、コンチェルトに使ったピアノは音色も地味だし、音が飛ばない地味なピアノ。このピアノを使った人は大抵あまりいい印象が残っていないんですが、会場はかなり沸いていました。第2楽章の後半あたりからやっと調子が出てきたみたいですが、それほど面白い音楽には思えなかったな。まあちょっと非力なロシア正統派といったらいいでしょうか。

後半はまずストラヴィンスキーの<プルチネッラ>。これは文句なしにこの日の目玉。弦もよかったし、管楽器の音色が粋でした。最後の<火の鳥>もさすがにお手の物。十分に楽しませてもらいました。(ああ、慣れないFEPだと変換がめんどくせ〜〜〜〜)


プルチネッラ