プーランクの六重奏 ― 2012/08/04 15:41
今日は久々にどんよりとした空模様。時々霧雨が降っています。気温は12時43分に33℃になりましたが、現在は28℃を下回っています。
マリーゴールドがはびこりすぎて、マツバボタンがちょっとかわいそう
。
ピンク・ピース
パパメイアン
フレグラント・アプリコット
楽園
いやあ、よかったですねぇ、ナデシコ・ジャパン。エースのマルタを始め、ブラジルの監督まで「不公平だ」とか「正義じゃない」とか、「勝利に値するのは我々だ」とか口々に叫んでいるみたいですが、相手がなんで負けたのかわからない、終わったら負けていたっていうような勝ち方は気持ちいいですねぇ。もともとフィギュア・スケートとか体操とかシンクロといった採点競技には胡散臭さがつきもので、イマイチ見る気になれないんですが(柔道もそういう競技の一つになったみたいですねぇ)、佐々木監督が記者会見で「サッカーは採点競技じゃありませんからね」とさりげなく
釘を刺していたのが印象的でした。特にブラジルみたいに体力でゴリゴリ押してくる相手をいなしながら、速攻で得点するっていうパターンは、ナデシコの持ち味とはかけ離れたものですが、えっ、こんなこともできるんだって、テレビの前で感嘆しきり。ひたすらボールを追っかけ回していたワールドカップの当時から一皮むけて、大人の試合運びができるようになってきました。
グループステージの戦い方を見ても、今回のナデシコはものすごくクレバーな頭脳的サッカーをやってますね。体力でごり押しのサッカーに対して、頭を使った冷静な試合運びは、見ていて本当に面白い。次はいよいよ聖地ウェンブリー。男子は今晩オールド・トラッフォード(Theatre of Dreams)。今回のオリンピックはすごいね。
ナデシコのノリオ監督の記者会見の最後の部分
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「日本は守備しかしていなかった」というブラジル監督のコメントについて
聞かれた佐々木監督は、力強くこう言い切った。
「たしかに、ブラジルは想像していた以上に素晴らしいチームでした。
サッカーがジャッジの判定で決まる競技ならブラジルの勝ちだったかもしれない。
しかしオリンピックのこの段階ではどんなことでも起こりうる。
きょうは、最後の最後まで勝とうという気持ちでまさったチームが勝った。
われわれこそウェンブリー(準決勝の会場)に行くべきチームだったと、僕は思います」
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こういう会見は気持ちいいだろうなぁ!
というわけで、またもやプーランク。今日は木管五重奏にピアノが入った六重奏曲。
第1楽章
第2楽章と第3楽章
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